ジャケット

金木犀を嗅いだ



否定的な言葉はいつも
気付かぬうちに自分の眉間に刺さって居る
肺から溢れ落ちた音は
拾われずに踏まれてく

だってなんでもう言い訳心苦しいね
でもだけどもそれでも明日明後日明々後日も

金木犀を嗅いだ この胸に抱いた
連れていって連れていって
何処まで行くのだろう
澄ました顔して踊る寝具で二人
枯れ綻ぶその枠中 嗚呼
あと百年かかりそうもないね

吸い過ぎて飽和した息は
絵の具バケツの中みたいに
喉を揺らし鼓膜揺らし心臓揺らし
揺らしてしまった背を見て私は
心揺らぐでしょう

優しさじゃない事など知ってるけど
結末がフラッシュバック
肺の濃度をあげる だけ

耐食性の関係 そんなものはないね
錆びていって朽ちていって
どこまで行くのだろう
亀裂の先が見えてしまうのだったら
いびつに取り繕って また
控えめに自分を 溶かすだけ


押して倒して粉々の愛を
消したい愛したい上書き保存したい
自分と他人と分かり合えないと
捨てようそうしよう出来ないまた苦笑
進もう戻ろう道などないだろう
歩んだふりして着せるスケアクロウ
あの時その時思い出す色
まだぼくの手を引き歩くの


金木犀を嗅いだ この胸に抱いた
連れていって連れていって
何処まで行くのだろう
澄ました顔して踊る寝具で二人
枯れ綻ぶその枠中 嗚呼
あと百年かからなかったんだ

金木犀を嗅いだ この胸に抱いた
連れていって連れていって
何処まで行くのだろう
触れて抱いてサヨナラして枯れた水辺に一人
取り残されたとしても あなたたらったった
百年わかりそうもない、
溢れても受け止めてくれるかな

00:00 / 04:26

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  • 非営利目的に限ります

金木犀を嗅いだinst

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投稿日:2017/11/29 20:26:57

長さ:04:26

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カテゴリ:カラオケ/インスト

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