たった一つだけ ~one only~

投稿日:2010/08/10 19:25:36 | 文字数:742文字 | 閲覧数:153 | カテゴリ:小説

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テトさんとマスターで、久々に台詞縛り(?)で書いてみました。

ホントは、デレたテトさんを書くつもりが…どうしてこうなった(゜×゜;)

まあ、たまにはこんな暗いのも良しということで←

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TEXT
 


「一人だけ」


「………」


「たった一人だけが望んでくれるなら、それが生きる理由になるよ」


「…小さい願望ですね」


「ちっぽけな人間には、相応な願いだよ」


「望んでくれるのは、誰でもいいんですか?」


「性別・年齢・国籍、人間であれば、誰でもいいよ。病気や事故で次の日に死ぬ人でも、一日を生きる理由になる」


「…私では、ダメですか?」


「…?」


「…私が望んでも、理由になりますか?」


「………」


「私が望み続ければ、マスターの生きる理由になりますか?」


「それは…ズルいよ、テトさん」


「どうしてですか?」


「だってそれじゃあ、死ぬなって言うようなもんだよ」


「私は、そう言ってるんです」


「………」


「私はマスターと出会った時に、言いましたよね?『アナタが望むなら、私はずっと側にいる』と」


「うん。それで『望むよ』って、答えたっけ」


「でも私だって、マスターの側に居たいんです。居させて欲しいんです」


「…そんな価値ないよ、こんな人間に」


「それはアナタの価値観です。私の価値観を、勝手に決めつけないでください」


「でも………」


「私は他の誰でもなく、マスターと一緒に生きていたい。この朽ちない身体でいつか孤独になるのが分かっていても、マスターと同じ時間を過ごしたいんです」


「テトさん…」


「頑張れなんて言いません、自信を持てなんて言いません。その言葉がどれだけの重荷になるか、私は知ってますから…」


「………」


「だから…お願いですからせめて、もっと自分を、大切にしてください」


「ごめん…」










(紅く染まった手首に、私は泣きながら手を添える)

文をメインに、色々と創作中。
基本テトさんと鏡音が大好きです^^*(もちろんボカロ全般好きです)

よく色々な作品を巡り歩きしてます。一行詩に出没しているので気軽に絡んでくれると嬉しいです♪

最近は絵師さんのイラストから文を書いてみたいと思っていたり…。
また、僕の書いた文からイラストを書いて頂けたら嬉しいなと思ってます←


ツイッター始めて見ましたが、使い方がよく分からないww
よければお立ち寄りください♪
http://twitter.com/Defectiveprodu

pixivでも作品を投稿し始めました、良ければご覧ください^^
http://www.pixiv.net/member.php?id=2245288

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