死にたくて 目をそっと閉じた
闇から逃げ出した先も 闇だ
行き場失くした 君の泣き声が
虚空に響いている

愛すれば また裏切られて
大事な物が零れてゆく
そんな自分を認められずに
「死にたい」と ただ呟いた

もう生きてる価値を一つ残らず失って
薄暗いこの部屋で 膝を抱えて震えて
心無い笑い声が 耳にへばりついてさ
全てかき消す様に 今日もアカイセンが増えた

明けない夜が 孤独 募らせてゆく
鳴らない電話 耳を突く静寂
冷たい月だけが見てる

死にたくて目をそっと閉じて
震える唇を噛み締めた
思い描いた景色が 虚ろに虚空を揺れている

「愛されたい」の自分を責めて
輪郭がまた歪んでゆく
そんな自分を消し去りたくて
「死にたい」と ただ呟いた

言葉に出来ず泣き腫らした その瞳は
空を切りながらも 伸ばしたその手は
傷ついて 疲れ果てて それでもなお
「生きたい」って声だろう?

その胸の痛みを消す術はなくて
理不尽にまた その痛みは増してくだろう
それでも この歌を君に今は謳うよ
夜が 終わるまで・・・

死にたくて 目をそっと閉じた
闇から逃げ出した先も 闇だ
行き場失くした 君の泣き声が
虚空に響いている

愛すれば また裏切られて
大事な物が零れてゆく
そんな自分を認められずに
「死にたい」と ただ呟いた

死にたくて目をそっと閉じて
震える唇を噛み締めた
君の頬を拭えるように 謳う声よ響いてゆけ

「愛されちゃいけない人」などいない
君は独りなんかじゃないと
傷つき果てた君が また笑顔になれるのを祈って

死にたいとただ呟いた
死にたいとただ呟いた

死にたいと
死にたいと

生きたいとただ呟いた君へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HTAƎᗡ

閲覧数:106

投稿日:2014/09/30 14:10:20

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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