14+14+16
夜に垂れる朝が眩しくて
目を閉じた今日になくなる星
踏みしめた足跡 塗り替わる空
14+11+22
幕を終えた次の演題は
また使い古した声
吐き出していたのは 通り過ぎた夢の話で
12+15+7+17
悲しさとか嬉しさとか
そのすべてを集めて 噛みしめて
また踏み出した
昨日もまだ消化しきれないままに
14+14+16+11
空を染める夜の雲間から
きらきらと人を照らしてゆく
心抱(だ)く揺りかご 子守唄だけ
いつまでも続いている
14+12+14+14
きっと世界は きっと世界は
後戻りばかりしている
きっと僕らも 知らず知らずに
変わらない今日を愛していた
12+15+7+12+16+7+17+23
悲しさとか嬉しさとか
そのすべてを集めて 噛みしめて
また踏み出した
子守唄が包み込んだ
この世界を歩いて 立ち止まって
また踏み出した
昨日もまだ消化しきれないままに
何かが始まりだしていることも知らないままに
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