喘ぎだす声はMisery あまえんぼをまた許して
鏡の中で虚ろな瞳をして こっちを見るのは誰なのでしょう?
真っ白で純粋な少女のこと
貴方は赤が似合う。と薔薇を贈った
愛でられて色彩を佩びた少女は
好きでもないその色 可憐に着飾った
透明なガラスは 曇り、行き先は分からず終い
指先を伸ばして辿る路は
赤い檻に囚われて 心を奪われた虜
溢れだす愛はAtony 独りぼっちを許して
貴方しか知ることが出来ない花びらに早く水を与えて
胸許に刻まれた所有の痕
涙さえも赤色 塗り潰せなくて
染められて離れられなくて少女は
傷だらけの躰で貴方に溺れてく
偽物と知っても だけど本物が見えてこなくて
貴方しか知らないせいなのかな
いつか気づく日が来るの? …訪れるのがまだ怖い
不完全なNeoteny 真っ赤なルージュを纏った
すぐに塞がれる口許、秘める本当の言葉…噛み殺して
誰もいない 独り、戯言
反響している虚空の世界
そこへ戻るのは消えると同義
それならこの赤と共に在る
愛しくてAntinomie 哀されたいのも我儘?
もっと赤くして、、と強請む指を手折る 冷たい声
引き止める声はMisery あまえんぼを"まだ"許して
鏡の中で虚ろな瞳をして こっちを見るのは私だ…
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