灼熱の光は きらきらと弾ける
白い砂眩く 目に焼き付いた

白が際立つ時 黒も濃くなる
熱で目が霞む時 夢を見る

一夜一夜が 巡り巡って
光と闇の境界線を探す
ゆらりゆらりと 陽炎が舞う
(紺碧の空 向日葵が咲く)
夢か現か分からないまま歩く

暗がりの扉は 瞳には映らず
黒い影儚く ただ通り過ぎた

黒が目覚めた時 夢を彷徨う
肌が熱帯びる時 闇を見る

じわりじわりと 時空は進む
見慣れたはずの場所が今は空虚
ふわりふわりと 蝶がたゆたう
(黄昏の空 金鳳花滲む)
八月に訪れる不思議な世界

泡沫の幻 時が過ぎれば消え
再び異境は元に戻る

一夜一夜が 蠢き去って
光と闇の境界線は消えた
きらりきらりと 瞬く銀河
(紺青の空 花火彩る)
八月は溝流れる川を渡る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

八月の影渡り

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投稿日:2008/10/13 22:37:33

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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