籠(かご)の中の鳥はいつまでも、そういつまでも
そこにある景色を眺めている ただそれだけ
川のせせらぎも 風情(ふぜい)のある景色も
街の出来事でさえも
見ることは許されない
噂を頼りに
あなたの言葉を 頼りにしていた
私はここから出られない
竜田山(たつたやま)のほとりを流れる
川は からくれないに染め
神代(かみよ)でさえ聞いたことは無い
一面絞り染めにしてしまった
籠の中の鳥はいつまでも、そういつまでも
あなたが来るのを待っている たったそれだけ
川のせせらぎも 風情のある景色も
街の出来事でさえも
あなたから教わったの
今、ここで目に見える景色がほんの少しだけど
鮮明に見えた気がした
私が知らない外の世界を
夜もすがら寄り添い抱いて
教えてくれた優しいあなたの
肩を涙で濡らしてしまうの
月日は 流れ 流れゆく
あなたはもう…来てはくれないのでしょうか…
竜田山のほとりを流れる
川は からくれないに染め
私の心も絞り染めの
ように くれないに染まるの
私が知らない外の世界を
夜もすがら寄り添い抱いて
教えてくれた優しいあなたの
背中追いかけなかったこと
それが…
からくれないに染まったこの心
神は知ることはないのでしょう 永久(とわ)に…
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