A1

然る男の恋病 狂おしいほど焦がれてる
縮まらぬ距離もどかしく ただただ呟く君の名を

B1
春夏秋冬と 移れる風の音
比べて 何も変わらぬ 君の輝き

S1
幾度の夜を 幾度の朝を 超えてゆくしか出来ない
君へと綴る愛の言の葉 憂いだけ抱えた・・・


A2
語る男の恋病 深まる想い苦しくて
絵巻物かと疑えど 胸の劣情は鮮明で

B2
東西南北と 瞬く夜空の星
それらを 掠めるほどに 君は麗し

S2
幾度の夜に 幾度の朝に 頬を濡らせば良いのか
君をこの手に抱けるのならば 今はまだ空っぽ


A3
嘆く男の恋病 とうの昔に気がついた
人である故越えられぬ 高き壁がある現実を

B3
命の長さから 歴史の重さまでも
叶わぬ 何故ならそれが 理だから

S3
幾度の夜を 幾度の朝を 照らし続けた君へと
心奪われ 恋に堕ちるは 言うなれば当然

S4
道標だと 崇める輩 酷く滑稽だけども
解らなくない 僕も同じだ 滑稽で笑えた


――ひらがな――

A1
しかるおとこのこいやまい くるおしいほどこがれてる
ちぢまらぬきょりもどかしく ただただつぶやくきみのなを

B1
しゅんかしゅうとうと うつれるかぜのおと
くらべて なにもかわらぬ きみのかがやき

S1
いくどのよるを いくどのあさを こえてゆくしかできない
きみへとつづるあいのことのは うれいだけかかえた

A2
かたるおとこのこいやまい ふかまりおもいくるしくて
えまきものかとうたがえど むねのれつじょうはせんめいで

B2
とうざいなんぼくと またたくよぞらのほし
それらを かすめるほどに きみはうるわし

S2
いくどのよるに いくどのあさに ほほをぬらせばいいのか
きみをこのてにだけるのならば いまはまだからっぽ


A3
なげくおとこのこいやまい とうのむかしにきがついた
ひとであるゆえこえられぬ たかきかべがあるげんじつを

B3
いのちのながさから れきしのおもさまでも
かなわぬ なぜならそれが ことわりだから

S3
いくどのよるを いくどのあさを てらしつづけたきみへと
こころうばわれ こいにおちるのは いうなればとうぜん

S4
みちしるべだと あがめるやから ひどくこっけいだけども
わからなくない ぼくもおなじだ こっけいでわらえた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

採用:然る男の恋病

http://piapro.jp/t/vhKx

keidaiPさんに捧げる歌詞です。
久しぶりに和風の歌詞を書き上げたのですが・・・。

状況としてはタイトルにある通りとある男性の恋のお話です。
ただ、恋をしている相手は【月】
かぐや姫に近い、のですが対象は人間じゃなく月なので少し違うかもしれません。
わかりにくくてすみません・・・。
頭に浮かんだイメージのまま書きました。

閲覧数:255

投稿日:2012/02/29 11:40:52

文字数:976文字

カテゴリ:歌詞

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  • Yasu(keidaiP)

    Yasu(keidaiP)

    使わせてもらいました

    おはようございます

    歌詞のせて見ましたので、ご確認ください。

    2012/03/04 10:46:12

  • Yasu(keidaiP)

    Yasu(keidaiP)

    ご意見・ご感想

    おはようございます

    【曲は待ってね、まず感想だけ】
    ふぐ屋さんは、作詞慣れしていらっしゃって
    技巧的にすばらしいものがあると思われ
    言葉が軽やかに流れてゆき心地よかったです。
    きっと良い歌になると思われます。

    しいてあるとすれば、ラストの終わり方がなんとなく
    物足りなく感じたかも

    2012/03/03 04:20:47

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