自分の見たものだけ知ってる
言葉だけなら信じないかな
世界は何だかボンヤリしてる
雨に打たれた朝みたい

慌ただしく地面を叩いた
その音が何を意味するでもないとしても
嗚咽や涙を隠してくれた
ありがとう 好きだよ 好きだよ      
  

大事な痛みだと知ってる
それでも忘れていたいから
見えない場所に沈めてしまおう
月の浮かんだ夜の底

そうして空には数えきれない
悲しみの記憶が散りばめられていって
なぞってみればいとも容易く
暴くよ 触れるよ 痛いよ


色んな形の無いものが
積もっては物語になる
歪に変わってしまったとしても      
ずっと 変わらずに照らし続けるよ     

繋いだ命の長い隙間に
だれかがポツリと零れてしまうような日々で
選んだひとつの喜びの中
生きてく 好きだよ 好きでいよう    

雨に濡れた朝陽の匂い
言葉にすれば意味を失くす物語を
星の見えない夜の声を
心に 描くよ 歌うよ

好きだよ 好きだよ 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Ame-Tsuchi

Ruvさんに提供させて頂いた歌詞です。

タイトルは「あめつちの詞」から。

閲覧数:134

投稿日:2017/09/16 20:03:02

文字数:725文字

カテゴリ:歌詞

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