「22歳を境に泣き虫になって
過ぎていく時代の呆気なさに
何がしたかったのかを見失う」

ってたった三行のメモを見付けた僕は
あと10日もすりゃ26歳になる
「懸命に生きている」
言えるのはそれくらいだなぁ
過ぎていく時代の呆気なさは
日ごとに増していくばかりさ
毎日違う自分を生きたいけど

偉大な詩人もサックスプレイヤーも僕も
みな平等に老いていくはずが
なぜか僕だけ変わらない様な
ああ老いたのは体だけの様な
鮮明に憶えている
あの夏の大きな愚かな決意を
見える選択肢はおびただしく
みだりに試す時間もなかった
今更後悔なんて出来ないけど

堪えている涙の色は今も同じ
考えるよりはやく走っていた
懐かしい自分に手を振ったら
また戻ってみよう青い季節へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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0409

閲覧数:1,502

投稿日:2016/04/21 19:19:36

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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