【がくルカ】memory【20】

投稿日:2013/01/22 01:29:30 | 文字数:2,782文字 | 閲覧数:656 | カテゴリ:小説

ライセンス:

「舞台」


超展開。
この劇の話は、多分「Future」というタイトルで出します。
多分。
今回はがくルカ要素入れたつもり。
次回は多め。多分。

『未来への翼』はオリジナルです。
頑張って作詞してみましたが低クオです。
いつかちゃんと完成させてみたいなと思ってます。

次回、「学園祭編」完結。

ただいまの現状報告。
「忠実少年と賑やかサーカス」完成。近日公開予定。→投稿完了
「memory【21】」7割ぐらい完成。
その他→comming soon


【追記】
注目入りってどういうことですか

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TEXT
 

結末はどうなるの?




----------




「さあ今日も頑張ろう!」


初音先生がにこやかな笑顔で告げる。
対するメンバーは、皆微妙な顔をしていた。

今日は学園祭二日目、最終日である。
昨日はライブだったが、今日は演劇である。
私に休みはないのか?


「…で、なんで私はこれなんですか?」


私が今着ているのは、薄い水色のドレス。
実際はドレスじゃない。ほとんどワンピースみたいなもの。
髪は神威先生がくれたヘアゴムでポニーテールに結ぶ。
ゴムの上から赤いリボンを、髪飾り的な意味で軽く結んである。
ようするに、お嬢様。


「あら、結構似合ってるわよ?」
「本番で初めて着るのもどうかな…」
「じゃあ、俺はどうすりゃいいんだ」


神威先生を見ると、彼はいつもの白衣ではない。
正反対の黒。執事服を着ています。
もちろん、レン君が作った衣装です。
なんということでしょう。
いろいろと心臓に悪いではありませんか。


「せ、先生、それ…」
「ん?あぁ…どうだ?変か?」
「い、いえ…とても、お似合いです…」
「そうか、それはよかった……」


神威先生はそう言うと、何を思ったのか、私に右手を差し出した。


「そんな顔をしていたら、楽しくありませんよ?どうせなら笑顔で最高の舞台にしましょう、お嬢様?」


いきなり何を言うんだ、この人は。


「まだ本番じゃないですよー…」
「今から役に入ってたほうが、何かと都合がいいんでな」
「都合って…」


今回の劇は、執事とお嬢様の恋愛が中心らしいけど…そんなに恋愛要素あったかな。
初音先生は、赤いドレス(もどき。そんなにフリルとかついてない)を着ている。
ワイングラスでも持てば、どこかの国の貴族のパーティーにでも参加してそうだ。
ちなみにそんな彼女は、神威先生を見てぼーっとしている。


「初音先生。駄目ですよ?今回はルカちゃんがパートナーなんですから」
「わ、わかってるわ緑川さん。でもね、ほら。イケメンがここに…うふふのふ……」


あ、なんかもう初音先生ノックアウトされてる。
メイド服のグミちゃんは相変わらずにこにこしている。
確かに、ここにはイケメンがいるけどさ。
執事服着た人とか、ね。


「あ、もうそろそろ始まるんじゃない?」
「そうだね。まぁ、頑張っていきましょうか?」




*



今回は尺の問題があって、全ての劇の様子を伝えることはできない。
緊張しすぎて、あまり詳しいことは覚えてない。
でも、セリフを間違えたりはしていない…と思う。
まぁ、覚えているところは、結構印象的なところなんだけどね。


「……寂しい景色ね」


多分今は、私が一人バルコニーで佇む場面。
設定が貴族のお屋敷だから、結構豪華っぽいつくりになっている。
レン君これ作るの大変だったろうな。


「…どうされました?宴はまだ、終わってはいませんよ」


あ、あのセリフだ。
私がすっごく戸惑ったあのセリフだ。


「何故、ここにいらっしゃるのです?」
「……パーティーなんて、ただの情報交換会。貴族達の世間についての悪口ばかりよ。だから、私はパーティーが嫌いなのよ」
「だからここに?こんな、風が冷たく当たる場所に」
「そうよ。それに、お母様は私のことを道具として見ている。私なんかが楽しめるわけないのよ……」


セリフが長い。
噛まずに言えただけ奇跡なんだけど。
ちなみに、「お母様」の役は初音先生であるー。
よくあんな役やれるよなー、初音先生は。


「主役が楽しまないでどうするのです?」
「主役?確かに表向きは、この宴は私が主役よ。でも本当の主役は、私じゃないわ」
「……まったく。お嬢様はどうして笑顔を見せないのか…何か、理由でもあるのでしょうか…」
「あら、気になる?でもね、私は道具として育った。ずっとこの屋敷に閉じ込められていて…退屈よ?」


無表情な私とは対照的に、少し笑みを浮かべている神威先生。
そういう役なんだけど、なんで私無表情なのよ。

とりあえず今の心境。
セリフが長いよ。リンさん張り切りすぎでしょ。
どうしてこんな長いセリフ考えたの。


「そうですね……ならば、お嬢様。僕と一緒に来ませんか」


本番前やあの時のように、彼は私に右手を差し伸べた。
声はあの時のように、普段私達が聞くことはない、甘い声。
一度聞いているセリフなのに、やっぱり私の鼓動は速くなる。
緊張しているからか?それとも…。


「あなたと?」
「はい。と言っても、今夜だけですが…」
「いいの?私が外に出るということは、お母様を裏切るということになるわよ?」
「別に構いませんよ。それに、僕はこの屋敷の使用人ではなく、あなたに仕える執事です」
「私の味方なのね、貴方は……本当にいいの?」
「えぇ、覚悟はもうできていますから」


彼は台本通りのセリフを言って、台本通りに動く。
それは私も、この劇にいる全員がそうだ。
でも、なんでなんだろう。


「それに、あなたの望みは“ここにいること”じゃない。外の世界を、見たいのでしょう」


今まで見たどんな彼よりも、悲しそうに見えたんだ。




*




劇は順調だった。



「ねぇ、歌っててもいいのかな?」
「どうぞ。お好きなだけ」


月の見える花畑。
そこ(のシーン)で私は、歌を歌う。


「 ねぇ、勇気を出して進めば 違う景色が見えるよね …」


弾けるようにじゃない、ここにいる皆を包み込むような感じで歌う。
歌い方という演技に気をつけ、会場全体へ歌という魔法を。
『Singer』取得者である私にできること。


「 そこで君が見た景色は、 きっと僕の望むもの …」


Wings to the future――『未来への翼』。
曲はバラードで、昨日のライブで私が歌った。

未来への翼、か。
もしその翼が私にあったら、きっと迷いなく進めるだろう。
これから待ち受ける試練も、全て悔いが残らないように、翼で飛び越える。
未来にある希望。そんな歌だと、私は思う。


劇だから、少し口ずさむだけの歌。
少し短めで、サビだけ。


ふと神威先生のほうに目を向けると、彼は天井を見ていた。
私も歌うのをやめて、上を見る。


「……ッ!?」


異常事態、一言で言えばそれだった。
その瞬間から、やけにゆっくり時間が流れる。
思考だけが、加速する。

…何かが、天井から落ちてくる。
しかも、私の真上に――



――嘘、でしょ?


「危ない!!」


誰かの声が聞こえた気がする。
逃げなきゃ、避けなきゃ。
そう思っても、どんなに強く祈っても――



私の身体は、少しも動いてはくれなかった。

のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。


IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。

全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。

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作品へのコメント3

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    ご意見・感想

    ルーカーさーん!!!!
    ちょ、今から二次元と三次元の壁を越えて助けに行くよ!
    あ、でもがっくんに助けてもらってるのを見て2828するのもいい!(ぉぃ

    劇の内容が楽しみで仕方がないよ!
    もっとがくルカでいちゃついてほしいよ!!

    ブクマもらうZE☆にゃぁ

    2013/01/27 19:52:30 From  Tea Cat

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    メッセージのお返し

    じげ?んの?の壁越え?て?いつ?でも?会いにい?く?♪((
    www

    絶賛考え中!←
    頑張る…頑張るから待って…

    ブクマさんくす☆

    2013/01/27 23:17:45 ゆるりー

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    ご意見・感想

    劇 の 内 容 を は よ !!←
    がっくんが一瞬執事通り越して王様に見えた……あ、ひげはついてないy(蹴

    カ、カイメイはどうなるのだろうか……妄想膨らませたら2828が止まらなくなったんですが(ぇ
    F u t u r e は y(ry

    2013/01/22 22:17:02 From  雪りんご*イン率低下

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    メッセージのお返し

    劇の内容まだしっかり 決 ま っ て な い !←
    ※しっかり執事。ネクタイは緩めだと個人的に嬉しい((
    ひげwww

    カイメイ…?どうしましょ(^p^)
    どんな妄想した!?w
    とりあえず頑張って書いてみる…
    えっと、がくルカとカイメイとレンリンと…?(((多いよ
    F u t u r e は 考 え る か ら 待 っ て t(ry

    だがその前に21話な!
    そして誰もルカさんの心配してくれn((((←

    2013/01/23 00:10:37 ゆるりー

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    ご意見・感想

    ああああああああああああああああ!もう!
    2828が止まらない!!!!
    もう声が出ません!
    むしろ息もできません!!!!
    ずっと悶えてました((完全に変質者ですよw

    2013/01/22 19:34:03 From  すぅ

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    メッセージのお返し

    2828止まりませんか…!ありがとうございます!!
    声!?いや、息はしましょうw
    どうも、もう一人の変質者ゆるりーです(ドヤァ

    ブクマありがとうございます!

    2013/01/22 22:08:22 ゆるりー

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