A
鳴り止まない拍手と
降り注いだライトを
憎ましく
睨みつけ
立ち去る悪女

A'
選ばれたあなたと
選ばれなかったわたし
光と愛
闇と孤独
アイリスは咲く

B
飛び交うその言葉が
石ならば
私は迷わずに
拾うだろう

S
気高く咲いた
花は美しい
胸奥深くに
根を張って

毒蟲さえも
虜にしている
仄香を撒いて

A
嘲笑った顔さえ
棘を纏う毒花
踏み躙って
恥を知って
咲き誇っている

A'
突き立てた爪跡
拳で隠しながら
燻った
衝動を
確かめている

B
あなたが望まれた
光なら
私は憎まれて
闇になる

S
気高く咲いた
花は美しい
見るもの全てを
魅了して

散りゆく花も
迎える最後を
演じるのだろう

S
気高く咲いた
花は美しい
私は私を
貫いて

散りゆく花を
分かつその日まで
見つめるのだろう

〜〜ひらがなver.〜〜

A
なりやま(ない)はくしゅと
ふりそ(そい)だらいとお
にくましく
にらみつけ
たちさるあくじょ

A'
えらばれたあなたと
えらばれ【な】かあたわたし
ひかりと(あい)
【や】みとこどく
あいりすわさく

B
とびかう(その)ことばが
いしならば
わたしはまよわずに
ひろうだろ

S
けだかくさいた
はなはうつくしい
むねおくふかくに
(ねお)はあて

どくむしさえも
とりこにしている
ほのかをまいて

A
あざわらたかおさえ
とげおま(とう)どくばな
ふみにじて
はじをして
さきほこおてる

A'
つきたてたつめあと
こぶしでかくしながら
くすぶうた
しょうどうお
たしかめている

B
あなたがのぞまれた
ひかりなら
わたしわにくまれて
やみになる

S
けだかくさいた
はなわうつくしい
みるものすべて
みりょおして

ちりゆくはなも
むかえるさいごお
えんじるのだろ

S
けだかくさいた
はなわうつくしい
わたしわわたしお
(つら)ぬいて

ちりゆくはなお
わかつそのひまで
みつめるのだろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アイリス

選ばれたのは“光”か、それとも“闇”か。

拍手に包まれた舞台で、ひとりの少女は「悪女」と呼ばれた。 それは祝福ではなく、ただ世界が与えた役名だった。

選ばれた“あなた”と、選ばれなかった“わたし”。 その差が、やがてひとつの花を咲かせていく。

棘を纏い、毒を抱え、それでもなお咲き誇るその姿は、美しいのか、それとも──。

近日公開。 “アイリス”。

もっと見る

閲覧数:73

投稿日:2026/05/30 20:59:42

文字数:843文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました