A
思い出すのはいつも君のことばかり
結局虚しくなって泣いてばかり
時計の針ならいくらでも戻せるけど
失った物はもうどこにもありゃしない

B
ただ強く 蒼い月 闇夜を照らすけど
どうしても君の影はまだ見つからない

S
駆け出した その腕を掴めていたら
ちょっとは違う明日(あす)になっていたのかな
突きだした この腕が空を転がる
待ってよ ぼくを置いていかないで
上ずった声は運命の向こう側

A
繰り返すのはひとの悪い癖だけど
その度苦しくなって辛いだけと
分かってどうにかなりやしないこればかりは
寂しさに慣れただけで強くはなれていない

B
温かい夢にまだ溺れていたいけど
眩しすぎる光が許してくれない

S
飛び出した その声が聞こえる間に
ちょっとは違う明日(あす)を選びとりたいから
もしこれが 決められたシナリオ通りで
全部が全部手のひらの上で
だとしてもぼくは運命に抗いたい

(なんか勢いのままのなにかしら)
何かを掴むにはこの手は小さすぎて
何かを選ぶにはぼくは弱すぎて
だからと言って諦めるには時間が足りなすぎる

(しずかになるところ)
君がいないハッピーエンドなんかより
君のいるバッドエンドが100倍マシだ

LS
振り切って 踏み出した 止められないように
ああそうか ねえ 君もこれを見ていたのか
待っていて その悔いがぼくを貫き
終わってしまうその前にほら
迷ったりしないこれが選んだ答えだから

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TRUE END

創作の架空アニメOPとして書いたもの。
人々は過ちを繰り返し、傷つき、いつか顔を上げる。この胸に熱いものがあるかぎり。

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投稿日:2019/02/03 16:48:08

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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