ゆるく交わす小指 ひとひらの夢
聞き逃さないよう そっと瞳閉じた

知らず知らず 手放す欠片の
輝きは褪せない
きみの手から 零れてくものと
何が違ったというのでしょう

裏返しの さよならに
きみの名前も 呼べないまま
暗闇に溶けてゆく 流星の軌跡を教えて


背中越しの温度 一粒の雨
気付かれたくなくて 静けさが怖くて……

震えるほど 冷たい欠片を
一つずつほどいて
繋ぎ合わせ 寄り添い合えると
疑いもせず 信じてた

誰もいない 街の隅
きみの欠片を かき集めた
暗闇に溶けてゆく 流星の奇跡を教えて


朝焼けが星の明かりを消しても
遠い、遠い約束は 今だって――
手のひらに残る キセキを守るよ
きみがくれた さよならを裏切っても

■よみがな、譜割り

ゆるくかわすこゆび ひとひらのゆめ
ききのがさないよう そ(お)とひとみとじた

しらずしらず てばなすかけらの
かがやきは あせない
きみのてから こぼれてくものと
なにがちがったと いうので(しょう)

うらがえしの さよならに
きみのなまえも よべないまま
くらやみに とけてゆく りゅうせいの きせきをおしえて


せなかごしのおんど ひとつぶのあめ
きづかれたくなくて しずけさがこわくて

ふるえるほど つめたいかけらを
ひとつずつ ほどいて
つなぎあわせ よりそいあえると
うたがいもせず しんじてた

だれもいない まちのすみ
きみのかけらを かきあつめた
くらやみに とけてゆく りゅうせいの きせきをおしえて


あさやけが ほしの あかりを けしても
とおい とおい やくそくは いまだ(あっ)て
てのひらに のこる キセキを まもるよ
きみが くれた さよならを うらぎ(いっ)ても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

流星のキセキを教えて(仮) ※更新=15/06/27

sukeさんの曲(http://piapro.jp/t/WOXt)の投稿作

きみの中から失われていく、きみのすべて。
もういいよと、きみは泣きそうな笑顔でさよならをくれたけれど。

15/06/25
 改稿(前のバージョン残してあります)

15/06/27
 改稿…というほどでもない微調整

閲覧数:225

投稿日:2015/06/27 22:26:27

文字数:739文字

カテゴリ:歌詞

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