まだ奇跡に縋り付く
酷い弱さに冒されながら
彩りを眺めながら
苦悩に指を添え
強圧に塗していく

何を覚えてるの?
それは確かなもの?
期待に付随した
明けの幻のよう

死の間際纏わり付く
蕩い香りに包まれていた
散華に見惚れる浄火
鼓動が背くまで
健啖に舌を出す

声は聞こえてるの?
今もそこにいるの?
辛くの抜け路地を
刺した七色のよう

飛ぶ空が呉れる迄
口に含む言葉は
澄んだ眼差し
不意にした
赤い頰付き

曖昧な偽りに寄り添う願いを聞いて
背中の背中越しに
共鳴りを見せ掛けて

前身頃にくすんでいく
白い光を遮りながら
彩りに淡い夢を
届きはしない指
落胆に伸ばしていく

何故に流してるの?
それは一体何?
曰くに委ねていた
揺れる純粋の下炬

意味もなく浮かぶ迄
口に湿る心は
鈴を廻した
玉と砕く
粗い頬擦り

息ができない味でした
縛る求めを取る胸に
打ち解けてアルカロイド
赤いほおずき

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ほおずき

2018/08/14 改訂

閲覧数:220

投稿日:2018/08/14 13:02:27

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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