おやすみメトロポリック

かぴたろう

詞曲かぴたろう

うるさいって
街中で目を塞いだ
人混みにただ
埋もれてくのが怖かった
いつも

知らないって
無関心に耳を閉じた
見て見ぬフリが
上手になっていくばっかだ

「今日が昨日の夢みたくなれ
　なんて思ったんだ。」

君の言葉が
まだ痣みたくなって
ここに痣みたくなって
残ってんだ

聞きたいって
うざいくらいに見つめてきた
うるさいってただ
逃げるばっかの僕なんかと
違って

知りたいって
好奇心で振り回すから
確かに君が
僕の何かを動かした

「今日が昨日の夢みたくなれ。」
なんて言っていた

君の言葉が
ただ分からないままで
ずっと分からないままで
過ごしてた

きらきらした
夜景が天に伸びる
まだまだ僕らは
やり残したまんまなのに

君が告げた
「おやすみ。」の言葉は
何でか温かくてさ

こんな最期は
夢であってくれ
なんて言ったんだ

「今日が昨日の夢みたくなれ
　なんて思ったんだ。」

君の思いは
ずっと痣みたくなって
ここに痣みたくなって
残ってくから