Alles ist hinなくした 時を追いかけて
Mädl ist hin君の名前 今も繰り返す

瞼に触れた光と 天高く響いた賛歌(Hymne)
仰いだ東の空の 色は白信じた蕾(Knospe)


横切った黒猫は 誰にも気付かれずに
悪夢のような夜だ 痛みで目覚めない
このまま眠ったなら 終わりかもしれない
Alles ist hin名前さえ 刻まれぬ墓穴(Grab)

呼ばれて甦る 日々は退屈な幸せ
なくした物手にした物 温かな方を向いた

Geld ist hin地に埋められず 呼び声響いた棺
Alles ist hinでも一つだけ 伝えて甦る(名前を)
向日葵 夜が明けたら 誇らしく顔を上げて
光を受けながら 咲けない蕾(Knospe) 

瞼に触れた光は 惜しみない愛歌う聖歌(Hymne)
陰りも病むこともなく 微睡み続けてる蕾(Knospe)



(ゴミ捨て場のAugustin 何もないAugustin
 あの子さえもういないよ)



一人歩く葬列(Leichenfest) 一輪花手向けに
見つめても太陽(ひかり)に なれなかった偽金貨(ひまわり)
広がり行く雨雲 灰色を運んで
Alles ist hin帰っても 君にはもう会えない


雨音のDuett 雷鳴を切り裂いて
映し出した影の姿 見つめて顔を上げた

身を焦がす星、日受けた月 光にはなれなくても
伝えるため咲かせるんだ 僕を歌えKnospe
(失った痛みの始まりは あの人を私へと与えて奪った者だ
なまえのないあの悲劇を 知らないのね本当のこと
貴方の中流れる血が 私は許せないの)



Alles ist hin同じ痛み 抱えていたKnospe
Mädl ist hin同じじゃない 今と向き合って
Alles ist hin何もないけど 知っているんだKnospe
Mädl ist hin触れた傷で 何色にも変われる

瞼に触れた光は 天高く響いた賛歌(Hymne)
仰いだ空の色は…… 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【なまえのない絵本】Knospe【オーガスト イメージソング】

太陽を慕い光を浴びて育った蕾。ある時光は失われ……全てを失った彼が新しく手にしたのは、名前を呼んでくれる人達。温かさを感じながらも、彼はずっと蕾のまま。
手にした物を再び失う痛みに気付くこと。開花の日、彼が目にする物は……?


●ょ●さんの作品とのコラボ企画第六弾。
原作は『なまえのない絵本』という漫画になります。
【絵師さん】https://twitter.com/choco_rei_te
http://www.pixiv.net/member.php?id=13291488

閲覧数:117

投稿日:2018/10/30 20:42:41

文字数:847文字

カテゴリ:歌詞

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