白く咲き誇る 勿忘草(わすれなぐさ)風に揺れて
何処へ向かっていた この花の中で
短く呟いた 言葉の文(あや)
夢幻(ゆめまぼろし)のように 変わるそこは楽園(エデン) 
-約束の地-(カナン)

浮かぶ舟はベル鳴らす 錨を下ろし
私の乗船を待つ 崩れる背後の花
駆け出し舟へと上る わけも分からず
浮かび上がる舟はもう 約束の地へと
帆を張って進む

揺れる髪飾り 覚えてるのはひとつだけ
小さい頃にくれた 母の髪飾り
停まった舟の外 青の世界
空から降る花びら 白の勿忘草

誘う(いざなう)ように鳥が鳴く 着いておいでと
羽ばたく金色の蝶 進めば進むほどに
数を増やす蝶の群れ 辿り着く果て
誰かが待っていたけど 思い出せずいる
やがて雨が降る

Myosotis(ミュオソティス)

廻る廻るメリーゴーラウンド
愛しい名はそう【UNKNOWN】(アー)
ひと粒落ちた涙は雨ではない? 嗚呼

響く声雨に消えて あなたも滲む
ごめんなさい 愛しい人
私もう時間みたい どうして──

雷(いかづち)は花を燃やし やがて広がる
炎は私を包み 全てを焼き尽くして
それでもまた生まれゆく 勿忘草よ
願い事を託してく 咲き止まぬ青に
この夢幻(むげん)ノ花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

●勿忘草の道標(歌詞応募)

https://piapro.jp/t/rxKy 応募のために書きました。
が、残念!

Myosotis=勿忘草

閲覧数:130

投稿日:2020/06/10 22:03:09

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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