世界中の蒼をこぼして
誰かが描いた夕暮れ
防波堤に寝転んで
半分の月を見ていた

深く沈んでいく一日だ
その境界に何を見る?
どこまでいっても悩ましい
そんな僕らにさよならだ

夏を告げる風が吹けば
会えない理由はないし
深呼吸のはしっこに
飛行機雲も消えてった

波の音が暗示している
引かれ合ってここに在る
ひとりになろうとすることも
それは些細なことだろう?

いつの間にか月の側に
星がいくつか見えてたんだ
ちびた間抜けな黒ペンで
走り書きにした「宇宙」

憧れだけが残った空と
コンクリートの感触と
ひとりになろうとすることも
それは些細なことだろう?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕と宇宙とボールペン

夕方、防波堤の上で。
走り書きみたいなもんですが。

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投稿日:2010/05/24 02:16:49

文字数:281文字

カテゴリ:歌詞

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