「人のいない肖像画」

作詞黒須朔夜

絵を描くのが大好きな金髪の女の子
いつでもスケッチブック持って村を描いてる

牛を連れるおじさん後からついていくわんこ
野菜を運ぶおばさん荷を選ぶ色知らぬ息子

たずねられた
一番描きたいもの。
それはあのお姉さん
今はまだ下手だけど
上手くなりモデルになってもらおう

街から白馬の使者がコンクール優勝だって
その青年は期待していると絵を買って注文もした

嬉しかった
描きたい人。
小麦畑のあのお姉さん
意気込んで絵の具買って
さあ行こうモデルになってもらおう

画商の使いの者が青年の代わりにやってきた
青年はもういないけど絵は買い取ろうと…

絵を描くのが大好きな女の子空の家
紙が散らばる真ん中キャンパス肖像画

人の描かれていない完成図