一部のみ歌い手が変わるなどする場所を以下のように表記します。
「」……ルカのみ
大サビ
すれ違い 「背中」 預け合う
にじまない「気持ち」溶かしあう
A1
夢の中 置き忘れた
霞む半身 手を伸ばした
振り向けどあなたはいない
間違いはないのに
A2
あなたから 別たれた
影の私 立ち上がった
気が付けばあなたの横で
あなたは見えない
太陽と月のよう
サビ
歪んでた 鏡叩き割る
流れた血 舐めて思い出す
そばにいた あなた抱き寄せる
「その場に共にいた 穢れ無きあなたの 抱く器用さを知る 求める身に堕ちる」
『私たち……』 そっとつむいでく
「渡した願い断ち 離した手『きっと』と 掴む意味消えてく 全て失ってく」
A3
抱かれた 「細い背中」 あなたの腕「服に着いた紅」
握りしめた「多量の負荷」 冷たい指 「零れ落つ涙」
背を向けて廻りだす二人
響かせる声を
幾重にも重ねる
サビ
語り合う 夢の中孤独
手取り合う 今宵踊りだす
探してた 記憶取り戻す
「催芽下向いてた 封じたい記憶を 止めリモートで消す 不可を音で示す」
世界さえ 飛び越えていける
「正解一つさえ 出ぬ思考蔓延る 得た手今刈り取る 答えが理に悖る」
ブリッジ
知りたいと あなたを求めて
そっと手で 頬に触れるのに
同じ 動きをするのね
まるで 私
サビ
歪んでた 鏡撫で下ろす
映ってた 私たち虚像
求め合う 自らの開花
「もう止めず惹き合う その限度気遣う 裸花の彼方いつか 白い天使の孵化」
見つめ合う 彼方への昇華
「身に詰め持ちあう 飛び去る地此方の 穢土の焦土の中 焼く焔の赤」
大サビ
生み出だす 「想い」 分かち合う
溢れだす 「音を」 重ね合う
自己視幻覚
解説・あとがき
http://piapro.jp/t/fZ2R様への投稿歌詞です。
サビでミクの歌とルカのラップが重なる場所で同じ文字を発音してます。
このギミックを構想したとき「できるのか?」って正直不安でしたができました。
サビのラップ一つ書くのに要した時間は半時間。
ラップだけで三時間は喰ってるぜ俺よくやったw
「おいちょっと逆再生してみようぜ」すいませんそこまで手が回りませんでしたw
歌の設定としては
一人の少女(ミク)が内包する自己矛盾が原因で自らの裡にもう一人(ルカ)を生みだします。
生みだしたもう一人を幻視した少女は彼女に惹かれ、近づくことで自分に勇気を取り戻していきます。
自分というのは自分が一番わかっているようで一番わかっていないもの。
その自分を愛することとは人間の起点であり、それに気付いた少女の魂は気高い場所へ昇華していくのでした。
……とまあカッコよく(?)まとめてみましたがそんな感じです。
自分がイメージしている像と他者からの評価って違いますよね……え、俺だけ?
ラップの意味ですか?
ぇ、ええ、ありますとも。無いわけ無いじゃないですか。
といっても歌のバックアップ的な役割ですかね。
大体は場面の描写、少女の本音、歌の真意……の比喩です。
よくわかんない? ご安心ください。俺もよくわかりません(マテ
あと、読み方や意味がめんどい漢字を幾つか
・零れ落つ=こぼれおつ (零れ落ちるの古語表現です)
・催芽=さいが (休眠中の新芽です。それが下を向いてるって……)
・蔓延る=はびこる (物がそこら中にある状態。蔦とかイメージしやすい)
・悖る=もとる (そむくとか。道理にかなってない、と)
・裸花=らか (ガクの無い花です。栗の花とか)
・此方=こなた (彼方の対義語。らき○たじゃないよ)
・穢土=えど (不浄のこの世。仏教用語ですよ『厭離穢土』)
・焔=ほのお (まんまです)
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