ジャケット

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  • 非営利目的に限ります

鏡の人形

雨にたたずむ視界
染みた絵画のように
ふき取る手は冷たく
黙る僕を写していた

いつのまでもいつまでも
唇は渇き
どうすればどうすれば
僕のものになる?

他人(ひと)の放つ針に刺さる
この惨めさこの悔しさ
君にも教えたい
いつか君に広げられた
傷の痕は今も癒えないまま


窓越し揺らぐ迷い
覆う笑顔の仮面
迫る視線は今日も
僕を凍てつかせてしまう

もがくたびもがくたび
唇は崩れ
足掻く度足掻く度
馬鹿らしくなる

他人(ひと)のように針を刺して
罵ること蔑むこと
出来ればいいのに
生ぬるい優しさなど
いつまでも邪魔な姿だから


滴る血は
誰のものなのだろう
殺された僕はもう
ここにいないままで…


ぼやけだした目の前さえ
零れだして浸りだして
解らなくなっても
傷の味は焼き付いてて
ずっとずっと忘れられないから

他人(ひと)の放つ針に刺さる
この惨めさこの悔しさ
君にも教えても
僕がただのゴミなのだと
示すだけのことになるんだろう

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投稿日:2010/09/26 11:53:20

長さ:04:22

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カテゴリ:音楽

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