溜息の海は作らない　　　　　　　　　　　　弓張twitter@yumibari


A1
何もしたくないんだ　歩き出したくないんだ
何かを伝えたいのに　頭の中で消えていく
少しは好きになれた　そんな自分が遠くて
やっぱり大嫌いな　座り込んだ僕

B1
周りの音にコビ売って　誰かの為を演じたら　もっと傍にいてくれるの？
そんな幻を描いてた

C1
もう疲れてしまったよ　どこへ行くことも出来ない
あの日の中で喜んだ　僕はどこへ消えただろ
無邪気に遊びを重ねては　声を上げて笑ってた
溜息の海を作らない　あの日の僕は
（文字カットで「どこへ行きましたか」）

A2
何もしたくないんだ　考えること出来ないんだ
何かを伝えたいのに　喉の奥で消えていく
少しは許してあげられた　そんな自分が遠くて
やっぱり大嫌いな　残り物の僕

B2
周りの誰もにへつらって　誰かの為を演じたら　もう何も見えないよ　
未来はどっかに沈んでった

C2
もう辞めてしまいたいよ　自分の影を踏む人生
結果ばかりを求めては　誰にだって愛想ふり
Isolated（あいそれいてっど）重ねては　ムキになって安く売る
溜息の海を作っては　笑顔張り付けた

長めの間奏
（間奏中発音せずに文字カットで。動画向けの指示になります）
　好きなことが上手く言えないのです。上手く言えた気がしても人の評価がないと駄目に思えるのです。
　これだけは出来たから、これだけは好きでいられるから、ここでなら生きていていいと言われた気がして、ここにいるのに。いられるのに。
　自分で自分を否定するのです。
　見られない僕は、褒められない物は駄目なんて、そんなのは、もう、もう。
　僕は疲れたのです。

B3（静かめに）
理由もない唐突な　ある意味諦めが　「もう何もいいんだよ」って　
溜息の海をブチ抜いた

C3
もう疲れてしまったよ　誰かの為の僕なんて
あの日の中で喜んだ　心を探しに行くんだよ
星のどこにもいないなら　もう一度生まれ直そう
今度の世界のその中に　
溜息の海は　出来ないでしょう