街を歩けばあなたと 過ごした景色が
少しずつ別のものに 変わり出したのに
心は時計の様に 同じ所を
いつまでもいつまでも 回り続ける

思い出が奇麗すぎて 捨てられない
他に何も持てないまま ただ抱えたままで
思い出が優しすぎて 振り解けない
何も出来ないまま ここを動けないまま

明日を求めて伸ばした
腕に記憶が絡み付いてる
力を込めて切り捨てるなんて
出来ないよ
明日を求めて歩いた
足に記憶が絡み付いてる
邪魔だからって踏み付けるなんて
出来ないよ ずっと

家に戻れば私一人 変わらないまま
蘇る記憶が 心を占めるけど
あの頃のアルバムの中 写真に写る
あなたは見る度に 色褪せていく

思い出が愛しすぎて 手放せない
他に何も持てないまま ただ抱えたままで
思い出が楽しすぎて 抜け出せない
何も出来ないまま ここを動けないまま

明日を求めて伸ばした
腕に記憶が絡み付いてる
だけど枯れたら動けるようになる
もう少し
明日を求めて歩いた
足に記憶が絡み付くけど
いつかは朽ちて落ちていくその時に
立ち上がるから きっと

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記憶

 yutarochan さんの『【初音ミク】切な系バラード【歌詞募集中】』(http://piapro.jp/t/3muy)の歌詞として書いたものです。
 「辛い事について、吹っ切る事が出来ないなら無理をしなくても、時間が解決してくれる(かもしれない)。無理をする方が良くない」という感じです。

閲覧数:104

投稿日:2016/02/03 20:55:32

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

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