ある日の昼下がり。

「・・・」
「・・・」

ミルクティーを静かに飲むピンクのツインテールの女の子と黄色のツンデレな女の子。

「・・・ネル」

ピンクのツインテールの女の子はツンデレ娘の名前を呼ぶと、

「何、テト」
と素っ気ない返事。

「今日はネルの誕生日なんだおね?」
ネルのツンデレにも何も気にせずにテトは言った。

「そうだけど。それが、どうしたの?」
ネルはテトを見る。

「んーん。別に大して意味はないんだお。・・・ただ」
テトはミルクティーを一口飲んで、

「・・・おめでとう、が言いたかっただけだお」
と言った。

「・・・・・」

ネルは少し驚いてテトを凝視する。

「・・・なんか、ボクの顔に付いてるお?」
何事もなかったかの様なテト。

「・・・・・べつに。」
ツンデレネルはふいっとそっぽを向く。





「・・・でも、ありがと」





ツンデレネルの言葉に、
「・・・・べつに、いいお」
と、ちょっぴり嬉しいテトなのだった。


        END

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ネルの誕生日記念に・・・。【おめでとう!】

こんにちわ、もごもご犬です。
今日はネルちゃんの誕生日ということで急遽作った話です。
ネルのツンデレさとほのぼの感が伝われば嬉しいです。
それでわ、失礼しましたー

閲覧数:127

投稿日:2009/11/01 15:56:26

文字数:445文字

カテゴリ:小説

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