ある日の昼下がり。
「・・・」
「・・・」
ミルクティーを静かに飲むピンクのツインテールの女の子と黄色のツンデレな女の子。
「・・・ネル」
ピンクのツインテールの女の子はツンデレ娘の名前を呼ぶと、
「何、テト」
と素っ気ない返事。
「今日はネルの誕生日なんだおね?」
ネルのツンデレにも何も気にせずにテトは言った。
「そうだけど。それが、どうしたの?」
ネルはテトを見る。
「んーん。別に大して意味はないんだお。・・・ただ」
テトはミルクティーを一口飲んで、
「・・・おめでとう、が言いたかっただけだお」
と言った。
「・・・・・」
ネルは少し驚いてテトを凝視する。
「・・・なんか、ボクの顔に付いてるお?」
何事もなかったかの様なテト。
「・・・・・べつに。」
ツンデレネルはふいっとそっぽを向く。
「・・・でも、ありがと」
ツンデレネルの言葉に、
「・・・・べつに、いいお」
と、ちょっぴり嬉しいテトなのだった。
END
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