ａ
さあ　火を　灯したまえ
暗い街に火を
ゆらゆら　赤に映る
ほんの少しの善

ｂ
路地の裏の
汚い犬もこそりと隠れず出ておいで

マッチ売りの
身捨て名捨てたそんなあなたもこちらにおいで

ａ
何かを求める　仮装の列(４４６)
仲間を増やして
よく聞く言葉で隠しながら
無邪気に尋ねる

ｂ
甘い甘い
傍観(オカシ)がほしいか？
＜頭にトラウマ(思い出)刻もうか？＞

辛い辛い
虐殺(イタズラ)ほしいか？＜カボチャ刻んで飾ろうか？＞

ｓ
泣いた数ほど　命散らせ
モストロが笑う(８)　イカレタ夜に(７)
ダンスおひとつ　踊りませんか？
疲れたならば　お眠りなさい


【C】
忘れたりしない　刻まれた　過去の事
小さな家でも幸せだよと　微笑む誰かが憎くて憎い
小さな幸せそれすらなくて　受けるものは消えない痛み

【A3】
僕らに非があるとすれば
理不尽なる非だ
静かに揺らめく感情ごと
燃え滾るが良い

【B3】
色が増えて賑やかな街
増えいく獣はどちらさま？
誰も彼も疑わしいと
心ひらいて語りだせ

【S2】
さあ見るがよい　今宵は誰もが(8)
僕らの仲間(8)　モストロだらけ(7)
仮装を解いても(8)　変わりはしない
愚かなモノは　どちらでしょう
素敵な夜に　「おめでとう」を
悲劇の歌声(8)　聞こえる中で(7)
血の色に似た　赤い飲み物
グラス鳴らして　祝い交わそう
今夜は＜モストロの日(ハロウィン)＞だ(９)