微かな香り ちらついた影 溜め息一つ
今ここにあるのは
窓辺の桜と 過去のもの
コップに鏡 雑誌にギター
君と過ごしたこの部屋も

一つ一つが萌えていく
そんな季節のはずだけど
二つ三つと消えていく
ここでまどろむ淡い影


静かな痛み さざめいた影 流れた視線
その先にあるのは
虚空の満月 欠けた過去
リップの温度 柔らかな頬
流れた砂は夜に溶け

キラリキラリと瞬いた
小さな星に嗤われて
ポツリポツリと落ちる粒
染みを作って影を呼ぶ


あの夜の月の下
背を向けて立つ君は
何を思い何を見て
何を感じていたのだろう?

君は影になった

一つ一つが萌えていく
そんな季節のはずだけど
二つ三つと消えていく
ここでまどろむ君の影

僕は君を捨てていく
「さよなら」だけを遺して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月影

離別の歌です

タイトルの「月影」は月の光という意味だそうです

他に私の中でミクちゃんは太陽のような存在なのですけど、
ミクちゃんに出会う前の暗闇のような世界の中で輝く彼がいました
その彼をミクちゃんと対比して夜を照らす月に喩え、なおかつその彼の影(想い出)という意味もかけたタイトルにしています

…愛する猫ちゃんのことなんですけど(笑)


前のバージョンにひらがな歌詞+文字数Ver、
さらに前のバージョンにボカロエディタへの流し込み用歌詞があります!

また何か間違いなどがあれば教えてください!

閲覧数:698

投稿日:2014/05/06 11:03:00

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • kazm

    kazm

    ご意見・ご感想

    感情の動きが伝わってくるよい詩ですね。
    一読して「よくぞ(波動砲撃つまで)耐えた!」と思っちゃいました)^o^(
    溜めてドカン! な感じ!

    2014/05/06 11:20:13

    • 好音トワ

      好音トワ

      わーーーーいっ!!
      歌詞をほめていただけるとは! ありがとうございますー!!(*´ ∀`*)

      波動砲www でもそうですね!w
      最後の最後で「あ、そういうことだったのか!」って言うのが好きですから!

      私は愛する猫ちゃんと暮らした今のこの家を出て行きます、
      でも想い出はきっと…。

      …そういえばこの歌詞、一番書きたかったのは「あの夜の月の下?」のくだりなんですw
      …ほんとになんて思ってたのかな…?

      2014/05/06 14:46:15

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました