音をなくし
詞(ことば)をなくし
色褪せる心に影を映し
寒さに震えながら白紙を眺める

立ち向かい 壁にぶつかり 押し潰れ
又、立ち上がろうと手摺りを掴むも脆く崩れ去る
繰り返し
繰り返しの日々

抜け出したくて
逃げ出したくて
助けを求めて手を伸ばす
届かない思いを声にならない声を上げて

不安定な気持ちを引き摺り
綴る文字は切ないモノばかり
だけどこれが今の本音なのだ
寂しさしか出てこないのだ

摺り抜ける
翻し抜ける
術を知らない
無知の恥さらし

襲い掛かる波に溺れながら
必死に藻掻く
光明(ひかり)指す方へと
歩み続けたい

眠たい頭で
鈍る脳で
感じるままに
感じるままに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

哀しみに飲まれる夜

更新日:10月27日

閲覧数:93

投稿日:2011/10/27 00:37:52

文字数:295文字

カテゴリ:歌詞

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