【A】
夏雲 空満ち 大きな影をつくる
幾度も追いかけ きみを思い出す
今年も最後の 台風が過ぎ去ると
くすぶる暑さ 冷ました

二人で並んだ 写真は照れくさくて
引き出しの奥に しまい込んだけど
きみならおそらく 壁にでも貼り付けて
見ているのだろう いつも

【B】
いまから迎えに行くよ 持ち物は思い出だけ
この空が高くならないうち 秋が来ないうちに ねぇ

【S】
これからは 道を分かちそれぞれ歩き出すんだ
果てしなく 思える次官にくじけそうになるけれど
限りある この生命(いのち)必ず終わり訪れて
何度でも 声を張り上げ奮い立たせ

【A2】
坂道駆けて 懐かしの街を見る
遊んだ公園 どれも小さいね
お気に入りの場所 かくれんぼした神社
猫たちはまだ いるかな

約束交わした あの木を探すけれど
月日は流れて 見分けが付かず
幼い僕らは 目印などなくても
見付けられると 信じ

【B2】
秋風 通り過ぎて 木々が葉を揺らしてゆく
導かれたどり着いた先で きみの声 聞こえたよ

【S2】
ふりかえり これまでの道のりを確かめてみる
ひたむきな きみの背中に何度でも励まされたよ
いつまでも 眺めていたいといと思う気持ち抑えて
前を向く 声を張り上げ奮い立たせ

【B3】
重たい雲広がり この肌を雨打ちつけ
閃いた光の中で見た きみが残した言葉

【S3】
あの日から ぼくはどれだけ前に進めただろう
残された 未来のきみへ宛てた手紙読めなくて
打ち付ける 雨は悲しみも流してくれるかと
何度でも 肩を震わせ声を上げる

【S4】
夏は過ぎ いつかおの日も思い出になるのかな
ひたむきな きみの背中鮮やかに覚えていたい
限りある この生命必ず終わり訪れて
何度でも 声に出してきみの名を呼ぶ

【S’】
夏雲を 追いかけて
何度でも 何度でも

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

#夏雲

Cepaさんの「【歌詞募集】 September Ocean(仮)」をイメージして書きました。
前バージョンにひらがな歌詞を掲載しています。

http://piapro.jp/t/cWo3

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投稿日:2011/08/29 22:56:17

文字数:781文字

カテゴリ:歌詞

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