微かな翼 託された
物語 サヨナラは誓い
切ない希望 また明日
試されている 月夜の下で


街は凍りつき 冬の景色は止まったまま
降り注ぐ粒子は 誰のモノでもない、けれども


闇、深く… 朝日を待ちつつ
空、低く… まるで、手招きしているよう…


去り際に残した言葉
ゆっくりと染まりゆく世界
終わりは始まりの向こう
天使は死神と踊る


方舟は光の階段
天を望む丘に繋がり
淡い色した輪の中で
聖歌が迎えを待つ


迷える子羊 群れからはぐれた春風
祈りにも似た風景画は雪解けを待つ


限り、無く… 拡がる漣
鎖された… 未来を手にしている、僕ら…


焼け落ちた暦には それぞれの光があったはず
破れた仮面の下の嘘はなく 震える牙を剥く
宙は遠くなり 星たちの声は遠くなった
隠したのはこんな世界だった? 疑問は絶えない


現在(いま)も…


浅瀬へ漕ぎ出す舟
紅葉する生命は…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

月夜、宙よりも天に近い場所に… 【オリジナル曲】

閲覧数:109

投稿日:2020/04/24 18:55:24

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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