それでも触れた指は寂しさを逃して その続きを持て余した
かきむしれば痛むだけ
無邪気にいつか建てた旗の下まで帰ってきて
孤独の淵でその手を差し伸べて

夜が長いほど君をさがしている
知って知らないで 私は
知らないふりをするわ

ひとひら光指せば今は何時だろう うるさく集る虫けらの羽音は
後悔の唄 響かせ遠ざかる
その日恋をした まほろばをさがして


あのね
たとえば もしも今日が、今が終末だとしても 宇宙の秘密手にしても
このまま眠りに落ちて
こころを一つ一つ解いても 夜は明けずに
迷いの中で空は白んでゆく

夜が怖いほど君におぼれていく
知って知らないで 私は
秘密にしてしまうわ

教えて
君と私巡る夢語り 邪魔をしないで夜半のしじまどもよ
そっと願いは零れて
やわはだに触れて赤くなる まほろばをさがして



後悔の唄 寄す処は君の胸
あの日恋をした まほろばをしんじて
遠く願いは 夜来の虫のように
誰もすくえずに生きゆくのでしょうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

寄す処に見る夢【♪】

飴色の夕焼けが藍の闇に溶けてゆく(仮題)
寄す処に見る夢

瀬良さん宛てに。

大サビ書き加えました。途中まであげていた分も変更ありません。
非常に悩んだのですが、自分でも納得いくラストになったかと思っております。たった数行にこれほどこころをすり減らすとは思いませんでした。自分の心情と相談しながら書く歌詞は気まぐれで難しいものだと改めて実感しました。


8/6 ニコニコ動画の方に、動画をアップしてもらいました。
曲、調教、動画:瀬良さん
イラスト:学ランさん
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26871133

MP3 http://piapro.jp/t/xK8W

閲覧数:761

投稿日:2015/08/09 03:34:08

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

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  • 瀬良

    瀬良

    使わせてもらいました

    この度は歌詞をご提供いただきましてありがとうございます。
    「後悔」の意味を噛み締めながら、もうしばらくモヤモヤとしてみようと思います。
    引き続きお付き合いください。
    よろしくお願いします。

    2014/10/23 23:19:48

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