【A1】
入日さす 山の上
浮雲の 空に恋し
足引きの 山で見る
天の原 空の光よ

【B1】
眠る間すら 惜しい程まで
和の景色を 見つめ続けてる
目覚めて 初めて 気づいて

【サビ1】
千早振る 神無月 時雨が晴るれば
久方の 光が差し込む
青雲の 白妙の 富士は澄みわたりて
海の底 沖如き青

【A2】
鏡なす 我が思う
茜指す 君が心
小車の 我が別れ
玉梓の 君の使いよ

【B2】
繰り返すは 出会いと別れ
人の常で 避けられないもの
この世で 生まれて 死ぬまで

【サビ2】
烏羽玉の 黒髪の 別れの小道には
弱竹の 月の影憂い
唐衣 君が代に 会う次の時には
天照や 日の出を願う

【B3】
浮き足たち 言の葉弾む
紡ぐ為に 寝る暇もなく
枕は いずこか 等閑

【サビ3】
玉蔓 花染めの 移ろいやすきこと
現身の 人の心かな
潦 泡沫の 憂き身になりては
剣太刀 心を失くす

【サビ4】
春霞 立つ霧の 惑わずに進まん
敷島の 道が険しくも
秋風の 吹く風の 音を尋ね歩き
若草の 言の葉を聞け

【サビ5】
白露の 玉の緒の 命儚くとも
波雲の うつくしと思う
置く露の 白玉の 涙は流しても
立つ鳥の 目は濁すなよ

--------------------------

【A1】
いりひさす やまのうえ
うきぐもの そらにこいし
あしびきの やまでみる
あまのはら そらのひかりよ

【B1】
ねむるますら おしいほどまで
わのけしきを みつめつづけてる
めざめて はじめて きづいて

【サビ1】
ちはやぶる かんなづき しぐれがはるれば
ひさかたの ひかりがさしこむ
あおぐもの しろたえの ふじはすみわたりて
わたのそこ おきごときあお

【A2】
かがみなす わがおもう
あかねさす きみがこころ
おぐるまの わがわかれ
たまずさの きみのつかいよ

【B2】
くりかえすは であいとわかれ
ひとのつねで さけられないもの
このよで うまれて しぬまで

【サビ2】
うばたまの くろかみの わかれのこみちには
なよたけの つきのかげうれい
からころも きみがよに あうつぎのときには
あまてるや ひのでをねがう

【B3】
うきあしたち ことのははずむ
つむぐために ねるいとまもなく
まくらは いずこか なおざり

【サビ3】
たまかずら はなぞめの うつろいやすきこと
うつしみの ひとのこころかな
にわたずみ うたかたの うきみになりては
つるぎたち こころをなくす

【サビ4】
はるかすみ たつきりの まどわずにすすまん
しきしまの みちがけわしくも
あきかぜの ふくかぜの おとをたずねあるき
わかくさの ことのはをきけ

【サビ5】
しらつゆの たまのおの いのちはかなくとも
なみくもの うつくしとおもう
おくつゆの しらたまの なみだはながしても
たつとりの めはにごすなよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

等閑枕【作曲:荊 宝珠 様】

http://piapro.jp/t/Uyj9
上記作品の応募用です。

雰囲気重視の歌詞。
下の方に読み仮名があります。

閲覧数:217

投稿日:2016/02/16 18:16:01

文字数:1,220文字

カテゴリ:歌詞

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  • 荊 宝珠  (年上好きP)

    荊 宝珠 (年上好きP)

    使わせてもらいました

    こんにちは、荊 宝珠です。
    今回は、この作品を採用させていただきたいと思います!

    早速ですが、動画作成・投稿に向けて準備をしていきたいと考えております。
    まず、作詞してくださった向居夕日さんに、この曲に誰の声を使うかを
    決めていただきたいです。
    欲音ルコ、波音リツ、重音テトの中からお選びください。

    お返事お待ちしています。

    2016/02/29 09:34:07

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