涙が落ちるのを見てしまったら
もう声をかけずにはいられない
「寂しくない」なんて嘘をついて
強がる貴方の両手を握ろう

「いつかくる別れが怖いから
これからはもう1人で生きたい」
突き放す言葉 遠い吐息
感じる痛み あく心の距離
「幸せなんて甘いものは
僕にとってはただの毒で
こんなの知りたくなかったんだ
これ以上はもう苦しみたくない」

「ねえそんな怖い顔しないで?
どうしてこんなつらい事を言うの?
本当にそう思うのなら
そんな顔なんてできないはずよ
貴方が拒んだ幸せを
私が受け止めてあげるから
1人きりじゃなくて
私と生きてくれませんか」

涙が落ちるのが見えているのに
この言葉はどこにも届かない
「寂しくない」なんて嘘をついて
強がる貴方の糧になれたなら

いつか別れがくると知っても
隣にいてくれるだれかがいたら
その笑顔に救われてしまうこと
貴方が1番わかってるでしょう?
声、表情、体温、その仕草も
側で吹いたそよ風のにおいも
すべてが大切に思えたこと
忘れているわけがないでしょう?

「もうそんなのわかってるんだよ
孤独の方が毒なんてことは
でもこうしないと弱いから
心が緩やかに死んでいくんだ
僕が拒んだ幸せは
君が受け止めてくれていいから
離れてくれないか
情が宿ってしまう前に」

涙が落ちるのは隠せないのに
冷たい言葉で塞ぎ込んだ
「寂しくない」なんて嘘はほらね
優しい貴方の脆い盾だった

「震えているの?」
ーーーそんなことはない
「本当は怖いんでしょ」
ーーーそんなんじゃない
「私が嫌い?」
ーーーそうじゃない、、?
ーーーーー寂しくない
「ほらまた嘘をついて
寂しくたっていいじゃない
もう認めてしまっているじゃない
その涙が1番の証拠よ
それで隠したつもりになってるの?」
「隠すつもりなんてなかった
ただうまく言えなかっただけなんだ
嬉しいをうまく言えずに
恥ずかしくて強がっていた
失うのが嫌で突き放した
嘘という盾で心閉ざした
言いたいことはそうではなくて
僕の側にいて、それだけさ」

そんなの
「「「わかってるよ」」」

心に押し寄せた波抱いた灯
受け入れた物は魔法のよう
「寂しくない」なんて嘘をついた
この口で君と世界を紡ごう

いままで溢れた涙はもう晴れて
強がりの壁は崩れ去った
「さよなら」がくるまではこれからも
ずっと貴方の近くにいさせて

ーーー震えているの?
「震えているよ」
ーーー君も寂しいの?
「そうよ寂しいの」
ーーー僕が好き?
「そうよ好き
本当は怖かった」
ーーーほらまた同じ会話
寂しくたってよかったと
思えたのは君のおかげだよ
僕よりも寂しがり強がりを
隠してたのは君の方でしょ?」
「隠すつもりなんてなかった
貴方を救いたかっただけなんだ
零れ落ちたその涙が
誰よりも綺麗にみえたから
失うのが嫌だと思うのは
誰だってきっと同じだろう
言いたいことはたった1つだけ
私の側にいて、それだけさ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンハイドロップ

3月31日に投稿した曲の歌詞です!!

閲覧数:115

投稿日:2019/04/01 14:22:32

文字数:1,241文字

カテゴリ:歌詞

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