【オリジナルマスター】 ―Grasp― 第七話 【悠編】

投稿日:2009/10/26 14:34:17 | 文字数:2,474文字 | 閲覧数:195 | カテゴリ:小説

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実は前からこっそりそういう事を考えていたんですが、なんとコラボで書ける事になってしまった。
コラボ相手の方とそのオリキャラさんが素敵すぎて、緊張しております……!



わっふー! どうも、桜宮です。
悠さん、ミクちゃんと語らう、の巻。
ミクちゃんは悠さんが大好きです。だから応援したいけど……っていうのがあると思うんですよ。
それで今回たくさん出番があるんですが、そのたびにつんばるさんがミクちゃんに謝りたいっておっしゃるのが、なんかすごく申し訳ないです(´・ω・`)

当初の予定ではもうちょっと先のことまで七話に入るはずだったのですが、長くなりそうだったのでここで一旦区切ってあります。
で、その切っちゃった部分の一部の案をつんばるさんに言ってみたところ、私としてはかなり嬉しい言葉をいただいてしまい……おっとこれ以上は八話にて言うことにしましょうか←

アキラ編では、先輩と後輩で語らっているようですので、そちらもぜひ!


東雲晶さんの生みの親で、アキラ編を担当しているつんばるさんのページはこちらです。
http://piapro.jp/thmbal

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TEXT
 

オリジナルのマスターに力を入れすぎた結果、なんとコラボ(2人)でお互いのマスターのお話を書けることになりました!
コラボ相手は、カッコいい素敵なお姉さんの生みの親、つんばるさんです!
上記の通り、私とつんばるさんのオリジナルキャラ(マスター)が登場します……というか、マスター(♂)×マスター(♀)です。
そして、ところによりカイメイ風味ですので、苦手な方は注意してください。

おk! という方は……。

(つ´ω`)<ゆっくりしていってね!>(・ω・春)




*****




ふと気が付くと、窓から日の光が差し込んでいた。
昨夜、自分が歌った音源を元にあれこれ考察し、それに加えて歌詞もちょこちょこと修正していたのだが……知らないうちに眠ってしまっていたらしい。
無理な体勢で寝たからだろうか、体の節々が痛む。
今日が日曜日で助かった。そう思いながら身を起こすと、肩に引っかかっていた毛布が落ちた。


「……?」


はっきりと記憶が残っていないが、確か昨夜はこんなものはなかったはずだ。


「誰が……」


呟いて、パソコンデスクの上に置かれたメモに気付く。


『あまり無理しないで下さいね』


その筆跡に、俺はまた、ちくりと痛みを感じた。




―Grasp―
悠編 第七話




名前を書かないことでごまかしたつもりだろうが、俺にはこれが誰の字か、わかってしまう。
何故ごまかそうとしたのか、そう思うと余計に痛みが増す。


「ミク……何を考えてる」


応援してくれていると、思っていいのだろうか。
時々泣きそうな顔をするのは気のせいなのだと、思い込んでしまっても、いいのだろうか……。


「……あ、おはようございます」


突然かけられた声に顔を上げる。
いつものような笑顔で、ミクが空いているスペースを探してお盆を置いた。


「昨日、随分頑張ってたみたいですから……疲れてないかな、と思って」

「だからって、朝飯まで持ってきてくれなくても……」

「余計でしたか?」

「あ、いや、そんなわけじゃ」


不安そうな表情の彼女に、俺は慌てて否定する。


「ありがとな」


頭を撫でてやると、ミクは一瞬嬉しそうな顔をしたが、すぐに引っ込んだ。
引っ込むどころか、どこか辛そうにも見える。


「どうした?」


俺の声に、今度は肩を震わせる。
具合でも悪いのか、と問いを重ねようとした時、ミクは思い詰めたように顔を上げた。


「マスター……私に気を遣わなくていいんですよ?」

「いや……別に気遣ってるわけじゃ……」

「好きなんですよね? アキラさんの事」


何でもない事のようにするりと、その言葉が発せられた。
思わず目を瞠るが、ミクは相変わらず曖昧な笑みを浮かべたまま、目だけは真剣に俺を見据えていた。


「どう、して……」

「マスターを見ていればわかります。多分……口に出さないだけで、みんな気付いてると思いますよ」


なんてことだ。思わず頭を抱えたくなる。
そんなにわかりやすかったのか。


「私は……もう、いいんです。貴方のVOCALOIDでいられるだけで、幸せなんです」

「ミク……」

「だからマスター、貴方も……自分の幸せを、大事にして下さい。私なんかを気にして、自分から遠ざかったりしないで下さい」


そう言うミクは笑顔だったが。
ならば何故、そんな泣きそうな目をしているんだ。
お前の方こそ、俺に気を遣っているんじゃないか?
俺が、アキラに近付いていったとして……本当に、お前はそれで納得できるのか?


「ミク」


彼女の言葉を信じて行動して、いいのか?
自問を繰り返して俺が出した答えは。


「ごめんな。心配かけてたみたいで、悪かった」


これ以上迷って、それがかえって彼女を苦しめるというなら……俺は、自分を偽らない方を選ぶ。
せっかく背中を押してくれているのに、それに逆らうのは、ミクにも失礼というものだろう。


「告白するよ、あいつに」


あいつはきっと戸惑うだろうし、もしかしたらはねつけられるかもしれない。
それでも……知っておいてもらう事くらいは、できるはずだ。
その思いからの言葉に、ミクは安堵にも似た表情を浮かべた。


「そうですか。……いつ、するんですか?」

「いつって、おま……」

「私が言うのも難ですけど、タイミングを逃すと後が大変ですよ」


先ほどまでのどこか不安げな様子はどこへやら、楽しんでいるようにさえ思えてくる。
心配してくれているのか、おちょくっているのか、判断に苦しむ。


「そうだな……コラボの曲が完成してから……かな」


そこで律儀に答える俺も俺だと思う。


「それまで待つんですか?」

「そりゃそうだろ。悪い方向に転んで、コラボに影響が出るような事になったら困る」

「もうちょっと自信持ってもいいと思いますけど……」

「だってなぁ……」


過去に異性に告白した結果が結果だ。
自信を持てと言われても……どうしてもネガティブな考えに頭が向いてしまう。


「大丈夫ですよ。アキラさんならきっと、マスターの気持ちをわかってくれます」


それは、俺を元気付けようとしての言葉だったのだろう。
本当はどうなるかなんて、その時にならないと誰にもわからない。


「……ありがとう」


それでも、俺にとっては嬉しくて。
小さな声に、ミクはにこりと微笑んだ。




だが、感情というものは、時に自分の思考を著しく阻害するもので。
今日も曲の手直しをしていく予定だったのに、まったくと言っていいほど、進まなかった。
代わりに頭に浮かぶのは、あいつの事ばかりで……。


「……ダメだな」


思わず苦笑がもれる。
ここまで集中できていないと、イライラを通り越して笑うしかない。


「久しぶりに……行ってみるか」


たまには、一人で飲むのも悪くない。
そう思って、俺はひとまずPCの電源をおとした。

KAITOに続いてMEIKOもお迎えしたようです。やはりもっぱら喋ってます。

作品数が増えてきたので、ブクマにてまとめを作成しました。


突発的に思いついた事をひたすら文章にしている、ちょっと頭の悪いヤツです←
調子がいいと一日に数本書けますが、悪いと数ヶ月放置してしまったり、筆の速度にすごく波があります。

年長組(特にKAITO)が大好きなようです。
カイメイは正義!が信条です。

亜種もそこそこ好きみたいです。帯人とか、KAIKOとか…あれ、KAITO亜種ばっかり←
あ、最近はMEITOも好きだったりします。


ネタも大好きですが、上手く文で表せず、代わりに書いた文はほのぼのとか時々シリアスとか…あれ?orz


ブログ始めました。→http://haru202.blog54.fc2.com/

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