運命の歯車のなか 私たちは出会った
もし あなたに会わなかったら
そんな気持ちが胸を締め付ける

味噌汁用の袋を手にしたその瞬間に
恋は始まる




袋詰めされてた王子さま
「お味噌汁を、ね、いつも……おいしくつくってくれてて」
私はずっと気になってた その秘密

あったかくてまろやかで 少し渋みもあって
「はぁうー、ねこまんまって、英語でなんて言うんだろ?」

キャット・フード?




運命の歯車のなか 私たちは出会った
もし あなたに会わなかったら
そんな気持ちが胸を締め付ける

味噌汁用の袋を手にしたその瞬間から……
恋は始まる






「ジローは、家に着くなりご飯を用意し
気に入っていたキャットフードを食べました!」

味噌汁くらい作れないとと先生に怒られたの

暗闇の中を一人ずっとあるいたあの日
意識が遠退き始めた頃に、知った出汁の味

激動の時代のなか 私たちは出会った
もし 味噌に合わなかったら
そんな気持ちが鍋を締め付ける




にぼし子がいると クラスで聞いたの
悲しみが溢れて止まらない
でも 幸せになってねと言う私に
貴方は言う「あれは 煮干しの粉だ」と



運命の歯車のなか 私たちは出会った
もし あなたに会わなかったら
そんな気持ちが胸を締め付ける


「あなたが、今、あの袋にいるにぼしが、私のファースト味噌汁なのよ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

運命の歯車

昔の小説を歌詞にしようと思ったんですけど結構難しいなこれ…

閲覧数:47

投稿日:2025/02/13 23:33:44

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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