月の光揺らめきて
神場(しんじょう)を歩くは誰ぞ
シャラリ響き渡る
鎮静の鈴の音散り
踊りて候

今のこの緩(おだ)やかな幸福は
誰かの犠牲がある事忘れるなかれ

さあ

踊れ 踊れ 踊りたまいて
彷徨えし御霊(みたま)を導きたまえ
歌え 歌え 歌い奉(たてまつ)れよ
今宵御霊還られん
眠れ 眠れ 苦しみ忘れ
安らかなる眠りを与えたまえ
神の 御許(みもと) 昇り辿り付いて
汝の御霊浄化せん

鬼が喰らいて欠けた月
神ノ儀(かみのぎ)にはちょうど良きかな
修羅の頭(かしら)模(も)した
盤石(ばんじゃく)の御姿(みすがた)にて
参りて候

今のこの緩(おだ)やかな人生は
有限の流れに存ずると忘れるなかれ

さあ

踊り 踊り 踊りたまいて
不浄の御霊(みたま)を御救いたまえ
歌え 歌え 歌い奉(たてまつ)れよ
今宵巫女は舞いられん
眠れ 眠れ 悲しみ忘れ
永遠なる眠りを与えたまえ
輪廻 巡り 愛し君と出会い
何度も縁重ねてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

狂鬼演舞

閲覧数:404

投稿日:2016/10/10 14:41:50

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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