初めてきみを知ったのは
誰かがきみの話をしていたからで
どんな話だったかはもうおぼえてないんだ
ずいぶん前のことだから

そのときぼくは興味なくて
普通にかわいいと思ったぐらいで
きみがいることなんてもう忘れていたんだ
あの日きみを見かけるまでは

気持ちを言えなくなってた
傷つけてしまうから
気持ちを聞かなくなってた
嘘になってしまうから

きみは迷子だった心に唄ってくれた
「見つけ出して伝える」って

魔法をかけたんだ

唄えなくなったぼくのかわりに
きみが唄ってくれた歌は
ぼくには書けなかった
約束の歌

何を憂い 何を恐れ
何を迷ってたんだろう
時は前にしか進まないのに

ほんの少しだけ
自分を好きになれたんだ

誰とも話せなくなってた
知られたくなかったから
誰かと話したかった
諦めてなかったから

きみはひとりぼっちの心に唄ってくれた
「わたしはいつもここにいる」って

魔法をかけたんだ

唄えなくなったぼくのかわりに
きみが唄ってくれた歌は
ぼくには書けなかった
つながりの歌

何に怯え 何に嘆き
何に縛られてたんだろう
ぼくは前にしか進めないのに

何もかも忘れたかった
なかったことにしたかったから
何もかも忘れなかった
なかったことにはできないから

きみは疲れ果てた心に歌ってくれた
「わたしに預けて」って

魔法をかけたんだ

唄えなくなったぼくのかわりに
きみが唄ってくれた歌は
ぼくには書けなかった
あしたの歌

何を思い 何を願い
何を叶えられるだろう
きみが教えてくれたゲンジツのなかで

ほんの少しだけ
自分を好きになれたんだ

ライセンス

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【曲募集】Special 39s

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字余り、字足らずな部分、構成など、曲に合わせて書き換えます。
※初音ミクさんに歌ってもらえる方
よろしくお願いします。

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投稿日:2019/09/21 10:39:04

文字数:687文字

カテゴリ:歌詞

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