【A】
何億光年の 傷痕が擬(なぞら)う
走馬灯のカルマ 狂いだした

何万回やって 気が済んじゃうような
柔な快感なら 求めてない

【B】
暗闇の閉塞感 慣れっこの孤独感で
虚しさ踏みしめた 片生いの忌諱(きい)

【C】
肩書きで並べてる
都合いい正義とか
墓場で唸り上げて
弑逆(しぎゃく)してやろうか

【S】
ああ 追想リタリエーション
過去形で片付けられた
流れる紅い涙さえも
嘆いている

まだ 貫く 臨界点は
喉の奥を抉り探り
首筋に絡んだ鎖は
錆び付いたまま


【A】
何億光年の 棺から目醒める
理不尽なマヌーバ 暴れだした

【B】
苛立ちの虚脱感と 偽り優越感で
憎しみ吐き出した 彷徨う心臓(いのち)

【S】
ああ 追想リタリエーション
過呼吸で喰い千切られた
零れる蒼い唾液さえも
疼いている

もう どうしようもないでしょう
胸の奥に叩きつけた
舌先を伝う痺れは
淡く滲んで…


【D】
聴こえますか 終焉の鐘(ね)
届きますか 地を這う花

【S】
ああ 追想リタリエーション
過去形で片付けられた
流れる紅い涙さえも
嘆いている

まだ 貫く 臨界点は
喉の奥を抉り探り
首筋に絡んだ鎖は
錆び付いたまま






《よみがなバージョン》

【A】
なんおくこうねんの きずあとがなぞらう
そうまとうのカルマ くるいだした

なんまんかいやって きがすんじゃうような
やわなかいかんなら もとめてない

【B】
くらやみのへいそくかん なれっこのこどくかんで
むなしさふみしめた かたおいのきい

【C】
かたがきでならべてる
つごういいせいぎとか
はかばでうなりあげて
しぎゃくしてやろうか

【S】
ああ ついそうリタリエーション
かこけいでかたづけられた
ながれるあかいなみださえも
なげいている

まだ つらぬく りんかいてんは
のどのおくをえぐりさぐり
くびすじにからんだくさりは
さびついたまま


【A】
なんおくこうねんの ひつぎからめざめる
りふじんなマヌーバ あばれだした

【B】
いらだちのきょだつかんと いつわりゆうえつかんで
にくしみはきだした さまよういのち

【S】
ああ ついそうリタリエーション
かこきゅうでくいちぎられた
こぼれるあおいだえきさえも
うずいている

もう どうしようもないでしょう
むねのおくにたたきつけた
したさきをつたうしびれは
あわくにじんで…


【D】
きこえますか しゅうえんのね
とどきますか ちをはうはな

【S】
ああ ついそうリタリエーション
かこけいでかたづけられた
ながれるあかいなみださえも
なげいている

まだ つらぬく りんかいてんは
のどのおくをえぐりさぐり
くびすじにからんだくさりは
さびついたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

追想リタリエーション

生まれるずっと前から抱いていたのかもね。
この、復讐心。

リタリエーション…仕返し、報復
マヌーバ…罠

使っていただけたら嬉しいです!

閲覧数:242

投稿日:2014/01/06 07:54:39

文字数:1,166文字

カテゴリ:歌詞

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