キャッチボールでもしようよ（offvocal）

キャッチボールでもしようよ　offvocalです

朧月の照らす夢際　覗き込んだマザーグース
村を救う少女の姿　村に巣食うオオカミの姿
閉じてしまえば　すぐに消えてく
平行な並行世界

毛皮のコート　真っ赤なルージュ
大狗を連れて歩く

四から下は捨てちゃうのにシアワセなんて笑わせるな
たった一匹の涙が作る九十九人の一本線
四から下を捨てないでさシアワセだって笑えたらさ
たった一匹の涙を拭うって都合いい綺麗事かな
でも、そうだな、手始めにさ
キャッチボールでもしようよ

冴月避け夢現　入り込んだマザーグース
月灯りが炙り出した　戻り路ではなくて
戻れやしないその真実　生まれ堕ちたその時から
押し付けられた悪者役

雪の降る夜　ラム酒の小樽
共に繋いで行こう　誰も置き去りにしないで

四から下の微かな声　聞こえないなんて殺さないで
たった一匹の涙を作る九十九人の一本線
四から下の僕たちには届かない高い青い林檎
掴んでもどうせその味はさ塩っぱいだけなんだろうな

独りになるのが怖くてさ　涙隠して笑ってたけど
誰かに銃を向けたときに僕の胸にも穴が空いたんだ
優しい君が泣いていてそれをみんなが嗤ってるんだ
そうだ僕も君もあいつらもきっと
オオカミなんだ

九十九人が笑っててたった一人が泣いてるんだ
だけどもどうかその一人を九十九人で嗤わないで

四から下は捨てちゃうのにシアワセなんて笑わせるな
たった一匹の涙が作る九十九人の一本線
四から下を捨てないでさシアワセだって笑えたらさ
たった一匹の涙を拭うって都合いい綺麗事にしないで
そうだな、手始めにさ
キャッチボールでもしようよ