A

積んでいく 言葉は
触れたらすぐに崩れてしまうよ
積んでいく 言葉は
そろそろ崩してしまう頃かな

積んでいく 言葉が
崩れた山を掻き分け君は
顔だけ 覗かせ
僕の方を見て笑いかけた

B

どこまでも続く線路
すこし虹がかった夕景 波止場の静けさ
どこまで行っても
言葉は溜まっていくけど 洗わない涙

S

いっぱいの青空に 独り浮く風船みたいに
宙を揺蕩う 告白抱くだけ
どっかに行きたくて どこにも行く宛てはなくて
宙を揺蕩う 告白 告白になる

C

散々去った 感情がまた
何回めか 言えるようなことはなくて
惨憺 蹴った 六畳の中
閑散だった ふわり 残すこともなくて

B

青空に伸びる雲 細くたなびく先は
知らない風景
白昼夢に浮かべて
手足を投げ出したまま 空を眺めていた

S'

いっぱいの青空に 独り浮く風船みたいに
宙を揺蕩う 告白は まだ あったから

SS(D)

そっと見せてください
僕が去った後も回り続ける街を
流れるメロディに 少し身を任せて
寂しくさせてください
透明な時間が遮った遠くの
君に届かぬ告白をする


つんでく ことばわ
ふれたらすぐに くずれてしまうよ
つんでく ことばわ
そろそろくずして しまうころかな

つんでく ことばが
くずれたやまを かきわけきみは
かおだけ のぞかせ
ぼくのほうをみて わらいかけた

どこまでもつづくせんろ
すこしにじがかったゆうけい
はとばのしずけさ

どこまでいっても
ことばわたまってゆくけれど
あらわないなみだ

いっぱいのあおぞらに
ひとりうくふうせんみたいに
ちゅうをたゆたう こくはく
だくだけ

どっかにいきたくて
どこにもいくあてはなくて
ちゅうをたゆたう こくはく
こくはくになる

さんざんさった かんじょうがまた
なんかいめか いえるようなことはなくて
さんたんけった ろくじょうのなか
かんさんだった ふわり のこすこともなくて

あおぞらにのびるくも
ほそくたなびくさきわ
しらないふうけい

はくちゅうむにうかべて
てあしをなげだしたまま
そらをながめてた


いっぱいのあおぞらに
ひとりうくふうせんみたいに
ちゅうをたゆたう こくはく
わ まだ あったから

そっと みせてください
ぼくがさったあとも まわりつづけるまちを
ながれるめろでぃに すこしからだをゆだねて

さびしく させてください
とうめいなじかんが さえぎったとおくの
きみにとどかぬ こくはく
こくはくをする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

告白

"浮かぶ風船みたいな告白をするよ。"

閲覧数:196

投稿日:2019/03/02 11:13:40

文字数:1,055文字

カテゴリ:歌詞

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