樹々の海を渡る
山の神の御使(みつか)い
自然の声を聞き
緑の中で祈る
一筋の光の中に舞い降りた
白き鳥の羽が導く永遠
世界はまわる
鼓動を刻んで
幾度の夢を
繰り返しながら
命は続いてる
想いは受け継がれて
風が運んだ種
そっと芽吹く天鵞絨
移り変わる季節の波 渡る鳥
始まりの息吹を纏(まと)いて飛び立つ
遥かな大地
心に焼き付け
白き翼で
永遠を結ぶ
命は続いてる
若い樹々も色付き
空に伸びた枝葉
そっと触れたぬくもり
世界に残された
美しいものを見て
人が生きてく意味
胸に秘めた天鵞絨
数多(あまた)の夢を抱いて
人は強く生きてく
命は続いてる
世界がまわる限り
*ひらがなver*
きぎのうみをわたる
やまのかみのみつかい
しぜんのこえをきき
みどりのなかでいのる
ひとすじのひかりのなかにまいおりた
しろきとりのはねがみちびくえいえん
せかいはまわる
こどうをきざんで
いくどのゆめを
くりかえしながら
いのちはつづいてる
おもいはうけつがれて
かぜがはこんだたね
そっとめぶくびろうど
うつりかわるきせつのなみ わたるとり
はじまりのいぶきをまといてとびたつ
はるかなだいち
こころにやきつけ
しろきつばさで
えいえんをむすぶ
いのちはつづいてる
わかいきぎもいろづき
そらにのびたえだは
そっとふれたぬくもり
せかいにのこされた
うつくしいものをみて
ひとがいきてくいみ
むねにひめたびろうど
あまたのゆめをだいて
ひとはつよくいきてく
いのちはつづいてる
せかいがまわるかぎり
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