【C‘】
消せない涙は　内に秘められて
宙に浮かぶ　太陽より強く
ひかれ　悲しみ越えて

【A】　
ひとり抗う　孤独に
仲間撃ち抜き　戸惑う

流れた血は儚く　見えて
知りたくない　景色さえ
記憶戻し　心染める

【B】
未来眺め　思い馳せたなら
俯いた顔で　天を見上げて笑う

【C】
消せない涙は　記憶照らしだし
震えた手握りしめ　明日を追いかけて行く

見えない言葉が　鼓膜打ち鳴らし
叫び散らす　届かない音さえ
揺らせ　心に響け

【2-A】
世界遍く　この声
信じていいか　疑う

届いた音刹那に　過ぎて
巻き込めない　時間さえ
失くしてでも　過去を辿る

【2-B】
揺れる針が　進み始めたら
熟れた雲の影　空に映して告げる

【2-C】
消せない涙が　死を別つ日まで
愛し合う孤独さえ　不意に騙して伝う

見えない言葉が　空を切り裂いて
未来照らす　一筋の光で
君も　輝き出して

【3-C】
嘆きこぼしても　涙こぼさずに
願うのは守るため　誓いを立てて疾る

見せない言葉が　空を刻んでる
頬をつたう　悲しみの代わりに
記憶　握り込ませて

消せない涙は　記憶照らしだし
震えた手握りしめ　明日を追いかけて行く

見えない言葉が　鼓膜打ち鳴らし
叫び散らす　届かない音さえ
揺らせ　心に響け

以下ひらがな読み

けせないなみだは うちにひめられて
そらにうかぶ たいようよりつよく
ひかれ かなしみこえて

ひとりあらがう こどくに
なかまうちぬき とまどう

ながれたちははかなく みえて
しりたくない けしきさえ
きおくもどし こころそめる

みらいながめ おもいはせたなら
うつむいたかおで そらをみあげてわらう

けせないなみだは きおくてらしだし
ふるえたてにぎりしめ あすをおいかけていく

みえないことばが こまくうちならし
さけびちらす とどかないおとさえ
ゆらせ こころにひびけ

せかいあまねく このこえ
しんじていいか うたがう

とどいたおとせつなに すぎて
まきこめない じかんさえ
なくしてでも かこをたどる

ゆれるはりが すすみはじめたら
うれたくものかげ そらにうつしてつげる

けせないなみだが しをわかつひまで
あいしあうこどくさえ ふいにだましてつたう

みえないことばが くうをきりさいて
みらいてらす ひとすじのひかりで
きみも かがやきだして

なげきこぼしても なみだこぼさずに
ねがうのはまもるため ちかいをたててはしる

みせないことばが そらをきざんでる
ほほをつたう かなしみのかわりに
きおく にぎりこませて

けせないなみだは きおくてらしだし
ふるえたてにぎりしめ あすをおいかけていく

みえないことばが こまくうちならし
さけびちらす とどかないおとさえ
ゆらせ こころにひびけ