Some First Loves 11

投稿日:2011/12/14 00:39:40 | 文字数:2,087文字 | 閲覧数:222 | カテゴリ:小説

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こんばんは、リオンです。
遅くなってしまってすみません!
早く帰ってきたのに昼寝してた所為です。
しかもその所為で今まったく眠くない…orz
そういえば今日学校の校内放送がメルトってたんですが…
後輩のリクエストだそうで、やたら後輩のテンションが上がってました。
嬉しかったんだね…(遠い眼)

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TEXT
 

「…何、え、何、何何何何何!!」
 後ずさりしながら、レンが言った。辺りにはギスギスした雰囲気が漂っている。
「今日、学校にきてからずっとこんな感じなの。二人とも他人みたいに…」
 他人みたいに、お互い別々に、と言うのとはなんだか違うような気が、レンにはしていた。お互いが、ではなく、寧ろリントが露骨にレンカを避けているように見えるのである…。

「…なるほど」
 グミヤとレンは納得したように声をそろえた。
「つまり、【ピ------】とか【ピ-------】とか【ピ—------】とか言われたから、もう成るべくかかわるまいとしていると」
「レンカはそんなこと言わん!!」
「おま…めんどくさいな…」
 グミヤは呆れたため息をついた。
「ははーん」
 突然、レンがそんな声を上げた。驚いてリントがレンを見たが、同時にレンをみたグミヤが、さらに納得したようににやりと笑った。
「なーる」
 一人理解が出来ていないリントは、自分を挟んでニヤニヤする二人を交互に見ていたが、そのうちに屋上の手すりにつかまったまま、手を滑らせてその場にしゃがみこんだ。
「…なんだよ」
「うるさい。お前らはいいよな。昔から相手のこと知ってて、わからんことなんかねぇだろ」
「そうでもねぇよ」
 今度はレンがため息をついた。
「わかってたら苦労してねぇし!」
 軽く笑い飛ばすようにいったレンを見上げて、リントは何も言わなかった。レンの言葉を、グミヤが引き継いだ。
「寧ろわかってるから、面倒ってことも多いしな」
 二人は笑っていた。
「そういうモンかよ…」
 わからない、と言うようにリントは首を横に振った。

 男子たちとは別れて、女子はこちらで盛り上がっていた。
「それってさ、やっぱり『恋』!」
「だよねぇ!」
 きゃぁきゃぁ言うのはやはり女子の仕事みたいなもので、戸惑うレンカを見ながら、またリンとグミはきゃぁきゃぁ言い続けている。
「でも…、やっぱり兄弟だし…」
「いいじゃん!」
「ねぇ!」
「恋は障害が多いほうが燃え上がるんだよ!」
「YOU燃え上がっちゃいなYO!」
 やはりよくわからないテンションのグミと、話が恋愛になってやたら熱くなっているリンにはさまれ、レンカはおろおろしている。
「私…つい、リントくんに…当たっちゃって…」
「大丈夫だよ。そんなことで嫌いになるような相手なら、好きになってないでしょ」
 恋の先輩からのお言葉は、どうやらありがたいもののようである。

 ゆっくり歩く帰り道は、終始無言だった。
 リンたちが二人で帰りなよ、と気を使ってくれていたが、突然二人きりにされたって、気まずいだけである。せめて誰か一人くらい、フォローしてくれる人が入ってきてもいいのに!
「あー…、の、さ」
 リントが何かいった。レンカが顔をあげてリントを見上げると、リントは少し驚いたような顔になって、それから、
「昨日の…その」
 とごにょごにょとハッキリしない。
「昨日…。ほんとにね、なんでもないの。すごく感動する本を読んだから…、それで…」
「じゃあ、どうして突然走り出したり…」
「隣で泣きながら歩かれたら、リントくん迷惑でしょ。だから…。ね、なんでもないでしょ?」
 そう言ってレンカは笑った。少し安心したようにリントの表情が緩んだが、二人の表情はどこかぎこちない、作り笑いのようにも見えた。

 誰かに理解されたいとか、誰かと思想を共有したいとか、そういうのを感情の押し売りって言うんだと思っていた。そういうのはダメ。相手がいやな思いをする。そう思っていた。
 けれど、恋をした途端にそんな考えは脆くも崩れ去った。「好き」という気持ちが日に日にふくらみ、子供が玩具を他人に渡すまいとするような、幼い独占欲までもが膨らんでいく。
 理解して欲しい。わかってほしい。
「――よかった」
 心にもないことを口にした。多分、レンカは嘘をついている。レンカは今日、俺の本を借りていった。けれど、その本は感動者ではなくて、ただのホラーだった。
 でも、それを深く追求してどうなる。レンカは俺に話したくないから、嘘をついているのだ。嘘を見破った所で、また険悪なムードになるだけではないのか。
「こうやって歩いてると、恋人同士みたいに見えんのかな」
 何気なくリントはいった。
 会話を絶やすのを恐れているかのように、リントの口からは次々と話題がこぼれていった。レンカはしばらく黙っていた。
「…違うよ」
「え?」
 リントが聞き返すと、レンカがリントを見上げていた。
 リントくんの所為だよ、と言い放ったときと同じように瞳が潤んでいる気がして、リントはわずかに後ずさった。
「だって兄弟だもん、他のなんでもないじゃない」
 一瞬だけ、足がすくんだ。その間に、レンカはゆっくりと先を歩き始めた。
「…やっぱり、先に帰るね」
 小さな声が聞こえた。
 リントはその背中を見送りながら、その場にしゃがみこんで、両手で顔を覆った。
「あー、もー、俺ぇ…」
 泣きそう。

リオンといいます。よろしくお願いします!
気が合いそうだな、とか思う優しい方はどうぞメッセージでもなんでも!!
一応プロフィールを↓
[性別]
女。
でも中身はだいぶ男が混ざっていると思う。

[年齢]
第一志望校合格しました!
一番近くの高校にいけます…。よかった。
でも結局中学校三年間ほぼ勉強しなかったな…。

[性格]
男勝りですが、こういうところでは結構きちんとした言葉使いだと思います。
好きなことはイラストを描くことで、投稿しようとしたんですが…。サイズとかなんだとかで訳が分からず断念…。
異性とも同姓とも仲良く出来ます!!
たまにお母さん的発言が出たり、吸血鬼みたいなことを言い出します。
「やめなさい!!」とか、「血、なめたい」みたいな。

[好きなボカロ]
全体的に好きですけど、特にすきなのはルカ・リン・レンです。

[UTAU]
最近、パソコンで使えるようにしました!!
大量にDLし、親に呆れられました…。

[その他]
最近、友人がボカロを聞いているうちにロボ声になったという話を聞いて、少しうらやましいと思ってしまったり、「瞳を閉じて」の前奏で「リナリア」を思い浮かべてしまう、末期症状患者です。
小説には誤字脱字が多く、リンレン小説ばかり書いています。
たまには別のキャラが主人公のも書いてみたいと思いつつ、ネタ切れ気味です。

ルカ、リン、レンは俺の嫁…ていうか、むしろその三人は俺でいいよ。もう。

最近の出来事。
○気付いたことですが、死別ネタがおおいですなぁ。
○声を作って歌ったら、ボカロっぽい声だな、って友達に言われたよ!やったね!!
○晴れて投稿四百個突破です!ありがとうございます!
 しばらくは何度か間が空くこともあると思います。ご了承ください。
○ブログと言う名の妄想のはけ口作りました↓
         http://sky.ap.teacup.com/kamuzo/
○月・水・金曜日は塾があるので、不定期に投稿を休むことがあります。すみません。

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