覗いて 繋ぎ止めて
君の事を見つめる
細い指先で煙を弄ぶ
月明かりがその白い肌を映し出す

「太陽と月どちらが好きですか?」
「ナイフと拳銃はどちらがお好み?」
いつも変わったことを言っている
その時の思いつきで話すんだ
何も考えてないかの様

何も無いテーブルの上
ナイフとフォークを構える君
出てこないディナーをずっと待ち続けてる
僕は目の前でじっと君を見つめた
此処には食料なんて無いのにね

縛って 見透かして
君の事を吟味する
首で切り揃えられた髪
白い首筋がより一層際立った

「生きるのと死ぬのどちらが幸せですか?」
「男と女は何故生きているの?」
いつも答えの無い事を言っている
人生に諦めているかの様

一輪の花が置かれた
一枚、また一枚とちぎれる花びら
赤い涙を君は流し続ける
僕は君の手を思わず掴んだ
「此処から一緒に出ませんか?」

相変わらず君は煙くゆらす
その瞳に僕を映しながら

ライセンス

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「煙草」

くゆらせるって使いたかっただけ

閲覧数:39

投稿日:2019/06/07 19:54:14

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

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