「え――――――」






ガシャン






僕は受話器を落とした。






 『聞いてる!?レン君!レン君!!』





必死に叫んでいるメイコ姉さんの声は僕の耳には入ってこない。





ウソだ。ウソだ。ウソだ。ウソだ。







そんなことはない。









だって…










いつも一緒だったじゃん。





















ダッ

















僕は走った。病院に向かって――――――






















バッ







 「リンはっ!??」






勢いよくドアを開けた。そこにあったのは静寂だけだった。







 「レン君……」





ミク姉が今にも泣きだしそうな表情で言った。







 「レン君。真剣に聞いてちょうだい」






メイコ姉さんが僕の肩をつかんで言った。















 「リンちゃんはもう――――――――生き返らないの」











ウソだ。そんなことはない。








 「メイコ姉さん何言ってるの?ジョークにしてはきついよ…?」







ははは…と僕は力なく笑った。ウソだと言って…?言ってよ。お願い。










 「これはジョークじゃないわ」







この言葉で僕のココロは裂けた。





 「レン、悲しいのはレンだけじゃないんだよ」






カイト兄さんが言った。






 「ウソでしょ?今日は12月だよ?エイプリルフールにはまだ早いよ…?」





もうダメ。僕の目からはだんだん涙が出てきた。












誰も…何もしゃべらない…ただ下を向いているだけ。








 「どうして!?何で!?何があったの!?教えてよ!!!」






僕は叫んだ。






 「リンちゃんは…先日行われた手術で…失敗したの」





ルカ姉が言った。






 「何で…?何で失敗したの?何で僕だけ成功したの!!?」







 「それは分らないわ。リンちゃんはもとから少し身体が悪かったの」






何も言えなかった。誰も悪くない。ん?誰も悪くない?違う――――――――――

























悪いのはこの僕だ。










僕だけ成功したから――――――――――











僕のせいでリンが―――――――――――――――――
















 「みんな…僕とリンだけにしてくれる?」









 「いいわよ」






そう言ってみんな出て行った。










2人きりになったのを確認し僕はリンの近くに座った。








 「ねぇリン。寝てないで早く起きてよ」






もちろんリンは反応しない。







 「僕だけいろんな声出てもうれしくないよ。そりゃソロの曲のある」





僕はリンの手を握った。







言葉を発しようとしたが声が出なかった。涙も出てきて声も震えてしまう。






 「でも僕達は2人で1人でしょ…!僕だけ居ても…意味ないよっ!!!」







泣きじゃくる僕はリンに向かって







 「リン!!いいかげん起きてよっ!!リンのバカっ」







そう大声をまき散らし













――――――――――――――――――















思いを込めて唇を重ねた。













リン――――――帰ってきて――――――――――――

















































 「じゃあね、リン。また来るね」





動かないのは分ってた。でも、また来たかった。









ドアノブに手をさしかけたその時、





















ガタ

















物音がした。














気になって後ろを向くと―――――

















 「レ………ン………」












 「リ…ン…?」














 「い…か…ない…で…」













 「リン!」









おもわず抱きついた。








 「どう…し…た…の…?」








 「リン!大丈夫なの!?僕は何処にも行かないよ!」







リンが生きてる!!よかった!!!





僕の目は涙でいっぱいになった。









 「なん…で…泣いて…る…の?」






リンの手が僕の頬を触った。温かい。








 「ううん。何でもない。リン、大好きだよ!」






僕は笑顔で言った。








 「わた…しも…大好き…だよ」







リンも笑顔だった。















 「リン。今日が何の日か知ってる?」













 「なん…の…日?」















 「僕たちの誕生日だよ」





                  fin

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

リンちゃんレン君誕生日記念~ツインボーカル~

うわぁぁああああぁぁぁぁぁあああんんんんn(黙

こんな悲しい話し書いたの誰だよ!うちだよ!!←


もっとほのぼのしてればよかったのにぃぃぃいいいぃぃぃい!




ということでクリスマスはDSソフトの「とんがりぼうしと魔法のお店」もらったよー!アクセサリー屋さんだよ!名前がlulu

そこら辺はこちらでどぞ
http://sns.atgames.jp/diary/11485173


土日と旅行行ってきました!こちらでどぞ
http://sns.atgames.jp/diary/11503761

閲覧数:428

投稿日:2010/12/27 14:25:49

文字数:2,221文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • 鏡美

    鏡美

    ご意見・ご感想

    生き返ったゾンビ~~~~((違うw
    とんがり~良いなー私も欲しいんだけどね…
    だけど魔法の365日しか持ってないw

    ショタレンが可愛い(おm
    リンとレンは2人で1つなのですよw

    2010/12/27 16:36:21

    • ドロシー

      ドロシー

       紫愛ちゃん

      悲しくしたのは誰だ!うちだ!←
      ごめんね…こんな内容で…
      そうだよね!絶対そうだ!

      壊れたの?なんでwww



       鏡美姫ちゃん

      ちがう??????ゾンビ怖ぇ…
      楽しいよ!ってかうちまだ見習いなのwwwwやってないからww

      ねぇ?可愛いn(黙
      言葉違くない?ま、そうだけどn((ry



       ルナちゃん

      よかったよぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!
      感動…!ありがとう!←何が
      それにしても、愛の力はすごいね!

      おぉ?!おもしろいからやってみて☆

      2010/12/28 17:14:33

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