「あのー・・・・。」
カイトは麻斗のことを軽く揺らした。
「寝てる・・・。」
麻斗をソファーに寝かせると外にいたミクを呼んだ。
「マスター?」
「寝ちゃってる。夜遅かったし、俺のために頑張ってくれてたみたいだしね・・・。」
「そっか、寝てなかったんだね・・・。」
「また、俺悪い事しちゃったな・・・。」
カイトは悲しそうな顔をして下を向く。
「お兄ちゃんは悪くないよ。」
ミクはそんなカイトの肩に手を置く。
「マスターはね、前のカイト兄のこと凄く悲しがってたんだよ、ずーっと自分のせいにしていたの、マスターが悪いわけじゃないのに。」
「そうなんだ・・・。」
「でもね、お兄ちゃんと歌の練習してるとき凄くうれしそうだったよ。」
「ホント・・・?」
カイトは顔を上げミクのほうを見る。
「うん!お兄ちゃんが来て私よかったって思ってる!だからマスターにたくさん笑顔を見せてマスターの悲しい心飛ばしちゃえ!」
「そっか、わかったよ」
カイトは以前とは違う自然な笑顔を見せた。
「出来るじゃん!」
「本当だ、自然に出てた・・・。」
「それで良いんだよッ自然で良いの!」
「うん、頑張ってみるよッ」
そのうち2人はいろんな話でもりあがっていた。
「うるさい・・・・・・。」
急に起き上がった麻斗に驚くかのように2人の体が固まった。
「マスター、いつから起きてました・・・?」
「今さっき・・・。」
麻斗は大きなあくびをして起き上がる。
「あ゛ぁ・・・もうこんな時間か・・・。」
時計に目をやった麻斗は風呂入ってくると、ふらふらと風呂場へ向かった。
「マスター朝に弱いんだよね・・・。」
「そうなの?」
「だから毎日シャワー浴びて目を覚ましてるらしいよ?」
「人って不自由ですね・・・。」
「でも、私たちもスリープモード入ったら起きたとき寝ぼけてるけどね」
「確かに」
2人は一段と仲良くなったようだった。

カイトはとりあえず冷蔵庫の中の有り合わせでミクと2人朝ごはんを作った。
「なんか良い匂いすると思ったらお前らか・・・。」
「マスターってなんか苦手なものあったっけ?」
「別にないが・・・。」
「じゃぁ良いじゃん、一緒に食べよ!」
「ハイハイ・・・。」
麻斗は机に向かっていただきますと一言。
2人が作ったものを一口食べる。
「・・・美味しい。」
「よかった、一応ミクから聞いて足りてない栄養分とか多く取れるようにしたんです!」
「・・・俺には野菜が足りてないと・・・。」
「だってマスター最近カップラーメンとかおにぎりとかしか食べてないじゃないですか!」
「う゛・・・。だってめんどくさいし・・・・。」
「そんなんだから体が弱いんだよー」
麻斗が苦笑いをしていると電話が鳴り響いた。
「ちょっと待ってろ。」
電話を取ると麻斗は少し会話をした後戻ってくる。
「ミク、いつものやるって。」
「分かりました。」
「いつものって?」
「そっか、カイトは知らないんだったな知り合いとあわせて歌うんだよ。」



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

─ 声=歌 ─ 4・心

えっと、この間もらった麻斗使わせてもらいました!
今度は友達の名前募集です!
数人いるのでたくさんのアイデア待ってます!
あとストーリー上の展開もアイデア募集中です^^;
そろそろネタがきれてくる・・・。

前バージョンとかあるのは気にしないでください;;
ミスが多すぎです・・・。

閲覧数:191

投稿日:2008/12/21 07:54:36

文字数:1,249文字

カテゴリ:小説

  • コメント5

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  • 沙茄

    沙茄

    ご意見・ご感想

    あれれ?間違えてなかったですどじりました\(+×+)/ ってわけで(?)間違いついでに名前おいていきます。熱川 涼(あらかわりょう)篠山 秋(しのやま しゅう) の二つです! 多分男女関係なく使えると思います・・・

    2008/12/22 07:13:27

  • 遊@

    遊@

    その他

    分かりました^^

    2008/12/22 07:03:25

  • 沙茄

    沙茄

    ご意見・ご感想

    あぁあぁあぁ、ありがとうございます!あの、一つ訂正します。一樹(かずき)→一姫(いつき)でお願いします。すみません・・・

    2008/12/22 06:55:57

  • 遊@

    遊@

    その他

    センスありすぎですよ!
    良い名前ありがとうございますね!!
    また使わせてもらいます^^

    2008/12/22 06:31:10

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