影ふたつ並べ歩む落ち葉舞う小径で
足音遮り話したうわずった声は
せいいっぱいの届けたい思い

少しだけ先を歩く背中見つめながら
その後ろ姿追って歩幅合わせたのは
これ以上は離れないように

ひとりで震えている夜が来るたび
流れた涙は不安を消し去り
それでも必ずやってくる明日への
確かな希望を掲げて


影ふたつ並べ歩む雪の舞う小径で
差し出された手に軽く指を絡めたのは
ありったけの小さな勇気

気が付けば隣にある笑顔見つめながら
ありふれた言葉重ね意味もなく笑って
そんなことが幸せだった

ひとりで震えている夜が来るたび
流れた涙は不安を消し去り
それでも必ずやってくる明日への
確かな希望を掲げて

右手が憶えているその温もりも
交わした言葉も何気ない嘘も
なんだか心地良かったやさしささえも
いまでも大事に抱えて


季節が巡って忘れられた箱の中で
絶えない微笑み そこに贈るただ一言
“ここにいるよ” 変わらずいまも。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あなたの手の温もりを…

C_Showjiさんの楽曲に勝手ながら歌詞をつけさせていただきました。
http://piapro.jp/t/NsI4

タイトルは曲の仮題をそのまま使わせていただきました。


ほんのり淡い恋だったり、一緒にいてやすらげたり、
そんな温もりを与えてくれる人と過ごす時間を描いてみました。

最後の方は受け手によって解釈は様々できると思います。

閲覧数:569

投稿日:2012/11/12 12:55:23

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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    その他

    C_Showjiさん

    メッセージありがとうございます。
    また、お返事が遅くなり申し訳ありません。

    このたびは、楽曲の歌詞に採用していただけるとのことで、
    とても嬉しくおもっています。

    歌詞については、多少手直ししたいところが出てきましたので、
    改訂版を投稿しましたら、またコメントさせていただきます。

    2012/11/11 13:06:43

  • C_Showji

    C_Showji

    使わせてもらいました

    こんにちは、千潮祥路と申します。
    私の曲に詞を付けてくださり、ありがとうございます。

    先日、個人宛にもメッセージさせていただいておりましたが、
    今回、作品を作り上げるために詞を募集しておりました。
    複数の方に詞を付けていただきましたが、
    その中で、悠木さまの詞が一番琴線に触れたものですから、
    是非歌詞として採用させていただきたく、
    お願いいたします。

    まず、第1連を読んだ瞬間にユキちゃんがパッと目に浮かびました。
    そしてメロディが最も盛り上がる箇所に一番大切にしたい(と思われる)言葉が来ていて、
    ストーリー性もあり、多様な捉え方もできる。
    (ユキちゃんが残される側、残す側、どちらとも取れるしどちらだとしてもグッと来る)
    2番の「雪の舞う~」でストリングスのトレモロからヒラヒラと舞う雪を連想させるなど、
    オケのアレンジとも結びついている。

    これしかない、と思いました。

    勝手ながら、この詞でユキちゃんに歌ってもらい、
    当方のデータを更新させて頂きたいと思います。
    ご了承いただければ、動画を付けて、
    ニコニコ動画にアップさせて頂ければと考えております。

    是非この歌詞でユキちゃんに歌ってもらいたいと思うので、
    よろしくお願いいたします。

    2012/11/08 21:14:22

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