巫女子の神楽歌(みここのかぐらうた)
作詞・作曲 shanano

牒(ちょう)の帳(とばり)に 生まれた 忌み子のふたり
親の顔も しらぬまま 追われるよう家をでる

誰からも 愛されてはいけないと
迷い込んだ 森の泉(うみ) 疲れ果てて 朝を待つ

歌え 心だますように
穿(うが)つ 空の果てまで
ずっとふたりいきていこう
帰る場所 探してる

生きているだけの幸せ
そんなの信じないよ
弱く脆い こんなぼくでも
キミだけは 信じたい
帰る場所は もうすぐ

狭い世界 ボクとキミだけの世界
生まれた意味わからない 夕日見つめ涙する

傷だらけのカラダで 絆を紡ぐ
人並みの幸せだけ ただそれだけでいいのに

時が流れ 出会った人には
嫌われて 逃げられて また二人

風の日にも 雪の日にも
身を寄せ合って 寒さを 紛らわす

二人だけで 生きていくこと
決めた きめたはずなのに
だけど 少し すこしさみしいな
空っぽの胸騒ぎ

月日は流れ 時に
忘れ去られた 二人
残す名前なんていらない
ふたりしかいないから

生きているだけで幸せ
今なら信じられる
二人の間にあるものが
帰る場所だったんだ

帰る場所見つけたよ

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巫女子の神楽歌

shanano5作目予定の歌詞です。

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投稿日:2017/05/09 22:40:20

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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