青い空の向こうで君の声が聞こえた
優しい目と温もり 夢のように溶けてく
あの日ついた嘘とか 通り過ぎた恋とか
言えなかった色々 夢のように溶けてく

電話ボックスの中 君の番号押して
知っていたんだ 知っていたんだ 
私の声は届かない

まるで水で埋まった水槽
私の言葉は泡になって消える
「もしも」なんてどこにもなかった
もう話すことすらできないんだね、


夏の風の向こうで君の髪が揺れてる
坂道振り返って 笑ってくれた気がした

セーラー服に隠した 気持ちは秘密のまま
もう遅いんだ もう遅いんだ
私の声は届かない

まるで水で埋まった水槽
金魚のように酸素を求めている
「きらい」なんて言わなきゃよかった
もう謝ることもできないんだね、


落とした携帯見つからないまま
今年も夏はやってくる
あの日の後悔と隠した恋が
汗で滲んで 放れないの

まるで水で埋まった水槽
私の言葉は泡になって消える
「もしも」なんてどこにもなかった
もう話すことすら、

まるで水で埋まった水槽
溺れた私は泡になって消える
「きらい」なんて嘘だったんだ
もう伝えることもできないんだね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

私の声は届かない【曲:たてごと♪さん】

後悔し続ける詩です。

のほほんさんの素敵なイラスト(http://piapro.jp/t/Hs8u)に感動して衝動的に書き上げた代物です。イラストにあった要素を全て組み込んでみました。
気だるげで憂いを帯びた夏の空気感と、静かに後悔し続ける女の子の様子が伝われば嬉しいです。勝手な解釈で申し訳ございません。
使わせていただきありがとうございました!

8/19追記:たてごと♪さんに曲をつけていただきました(http://piapro.jp/t/yUxZ
とても美しい…!ありがとうございました!

閲覧数:667

投稿日:2015/08/02 11:30:36

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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