紅花

歌詞はasteria様がつけて下さいました！

Aメロ
雨降り頻る　中に咲く紅（べに）は
椿より紅（あか）く　牡丹よりも濃い

吐息を一つ　宙（ちゅう）へ消えゆく
寒空（さむぞら）の下　立ち続け

サビ
早く手錠を外してよ　目覚めたならそこは檻の中
貴方を待ち続けている　それしかできないから

理性がそっと目を閉じた　あの日から盲目になったの
鍵がそこに落ちてることさえも　分からないから


Aメロ
丸い窓から　月明かりが差す
静かに照らす　私の髪を

この色はそう　青い鳥ね
なのに私は　不幸なの？

サビ
早く足枷を解いてよ　目覚めたならそこは篭の中
貴方が戻ってくることを　信じ願い続けることだけ

心がそっと閉ざされた　あの日から息ができないまま
姿を鳥に擬えた　私を早く此処から出し……


（Bメロ
「あれからどれだけの月日が経ったでしょう」
　「貴方はもう私を、覚えていないのですか？」
「嗚呼、どうかもう一度、私の名を呼んで」
　「そうすればまた私、紅い花となりましょう」
「それまで此処でずっと、私は待ち続けるの」
　「ふと後ろから聞こえる。あの懐かしい声」
「ただいまと貴方の　私を呼ぶ声が」）

「――咲いた。」